
中央アルプス、木曽駒ヶ岳・宝剣岳へ行ってきました。
登る前は駒ケ岳ロープウェイ駅から木曽駒ヶ岳山頂へ行って、Uターンするだけというルートの予定だったのですが、あまりにも早く登りすぎて宝剣岳を縦走するルートに変更しました。
これが、とんでもない選択肢だったということに後から気が付きます。
ルートは以下の通り。
【黒川平(駐車場でバス乗換)→しらび平(ロープウェイ)→千畳敷→宝剣山荘→中岳→木曽駒ヶ岳山頂→中岳→宝剣山荘→宝剣岳→極楽平→千畳敷】
木曽駒ヶ岳山頂まではかなりラクチン。初心者向けのコースのため非常に歩きやすく、難所という難所はありません。誰でも手軽に登れる3000m級の山として有名です。
それに打って変わって木曽駒ヶ岳の近くにある宝剣岳が問題でした。断崖絶壁のクサリ場を歩いていかなければならないコースで、やたら危険な箇所が多く、おかしいな〜とは思いながら登っていました。
あまりにも危険な山だったので、家に帰って調べてみると、なんと、日本一事故発生率が高い山として言われるほどの山でした。
自宅を朝5時に出発。中央道を走り、駒ヶ根ICで降ります。

6:00
黒川平に到着。まだ車の台数も少なく、余裕で停めることができました。
シーズンだけあって、通常のバス運行スケジュールとは異なり、臨時バスが複数出ていました。こんな朝早くでもバスの中には登山客がたくさん乗っていました。

バスに乗り約25分でしらび平に到着。ここからロープウェイに乗り、千畳敷へ行きます。

約7分かけて千畳敷まで一気に駆け上がります。(下と上で標高差は約1000m!)
ちなみに駒ケ岳ロープウェイは標高2612mと、日本最高所の駅だそうです。

雲海が目の前に広がり、その奥に山々姿を表します。美しい。

千畳敷に到着。すでに多くの登山客で賑わっていました。(登山じゃなさそうな人も大勢いた)

ここから登ります。

この日はとにかく天候が素晴らしかったです。
写真が少し暗く見えるのは、PhotoShop加工をしていないからです。

整備されていてとても歩きやすい。
中岳まで一気に駆け上がります。

ロープウェイ駅がもうあんな遠くに。

中岳付近は少し渋滞気味になるそうです。
ちらほらと登山客が密集し始めました。

完全に渋滞にハマりました。進むスピードがめちゃ遅です。そして若干気持ち悪いです。

しかし景色は最高!気温もほどよく、汗もそれほど出て来ません。
足を止めると寒いくらいです。

小屋がかなり遠くに見えます。登り始めてからここまで約1時間。

8:00
中岳に到着しました。まだ家を出発してから3時間しか経っていないことに驚愕。

宝剣山荘。毎回恒例のバッチ購入タイムです。

この辺りはパノラマで撮影しましたが、面倒なので加工はしておりません。
とにかく素晴らしい景色です。

歩きやすく、危険さは微塵も感じません。

もうすぐ木曽駒ヶ岳山頂です。

標高2965m、木曽駒ヶ岳山頂。
このまま帰るのも惜しいので、ひたすら山頂でダラダラコーヒーとか飲んでました。

雲の上を散歩しているみたいに気持ちよかったです。

おじさんが下界の民に思いをはせています。

本日のベストショット。

続々と後続組が追ってきます。そろそろ降りようかな。

空がキレイすぎて何枚も撮ってしまいました。
最近山に登ってなかったということもあり、ここまで澄み渡った空を見るのも久しぶり。改めて感動します。

天狗荘の付近にはたくさんのテントが。まだ朝早いので出発してないのかな?
さてここから、当初の予定だとこのまま千畳敷に戻り、ロープウェイで降りて帰宅というコースだったのですが、あまりにも時間が早すぎる。ということで、急遽ルートを変更し、宝剣岳へ行ってみることに。
迂回になりますが、ここまで楽勝でこられたのだから余裕だろうと思ったが凶。

宝剣岳へとリートを変更した直後、早速こんな看板が立ちふさがる。
まぁでも似たような看板は幾度となく見てきたし、今回も余裕だろうとタカをくくる。

この辺から、あれ?ちょっと怖い。と感じ始める。

一応ビニールのロープは張ってあるが、崖から落ちると死ぬ。

高度感が半端ない。おばさんが立っているところ、実はめちゃ怖いところです。

ちょっと写真が小さくて分かり難いかもしれませんが、岩場をロッククライミングするようなルートです。
この辺りから、このルートはヤバイと気が付きました。

この岩場をクライミング。
会社の先輩が言っていた、クライミングの技術は登山でも役に立つよという言葉は本当でした。

ひょ〜こえ〜〜。
でも写真撮影は欠かしません。本当に怖かった場所では足がガクガク震え、写真撮影どころではありませんでした。高所恐怖症なのになんでこんなことをしているのか。

岩についた◯印を頼りに登ります。
☓の方向に間違って進むとGAME OVER。

何度もクライミングを強いられます。しかしまだこれは序章だった。

ストンと落ちた崖は鎖だけを頼りに渡ります。手に汗握る。なんでこんなトコロに来てしまったのか。
この鎖を渡っている最中に、足元を撮影した写真が↓

これ。落ちたら即死は間違いない。

なんとか登りきり、一息つける場所へ。
ここで少し景色を眺め、このルートに来たことを深く反省する。

そして宝剣岳山頂。木札が小さくて文字が読めませんが、一応山頂です。槍ヶ岳に比べればなんてことはありませんが、結構ここも怖かったです。

おじさん危ないよ!

そのまま極楽平へ抜けます。
後ろを振り返ると、断崖絶壁が見えます。
天狗荘→宝剣岳のルートよりも怖かった。

足を一歩踏み外すと死ぬ。
事故発生率日本一の場所だなんて知っていたら絶対来なかった。

目の前を歩いていた家族に付いていきます。
が、「この道は本当に合ってるのか」と色々お母さんが言っているのが聞こえて本気で不安になりました。

直角の岩場をロッククライミング!まじふざけんなし。

なんかもっと怖い箇所はあったのですが、写真撮っている余裕なかったので残念です。

やっと極楽平に到着。
道自体はそんなに長くないのに、時間がすごい長く感じました。
一息つける、まさに極楽の平地です。

あとは整備された綺麗な階段をトントンと降りていくだけ。

千畳敷ロープウェイ駅が見えてきた!疲れたー。

っておいなんだこの渋滞はー!
しかしこれは時間が早かったので、まだ良い方だそうです。長い時はロープウェイに乗れるまで2時間半もかかるとか。
今回は日帰り登山でしたが、思った以上に疲れました。
木曽駒ヶ岳だけだったらかなり晴れやかな顔で降りたのでしょうが、宝剣岳を経由したせいで顔が険しくなっていたと思います。
やはり予定していたルートを外れて行くのは良くありませんね。

6:00
黒川平に到着。まだ車の台数も少なく、余裕で停めることができました。
シーズンだけあって、通常のバス運行スケジュールとは異なり、臨時バスが複数出ていました。こんな朝早くでもバスの中には登山客がたくさん乗っていました。

バスに乗り約25分でしらび平に到着。ここからロープウェイに乗り、千畳敷へ行きます。

約7分かけて千畳敷まで一気に駆け上がります。(下と上で標高差は約1000m!)
ちなみに駒ケ岳ロープウェイは標高2612mと、日本最高所の駅だそうです。

雲海が目の前に広がり、その奥に山々姿を表します。美しい。

千畳敷に到着。すでに多くの登山客で賑わっていました。(登山じゃなさそうな人も大勢いた)

ここから登ります。

この日はとにかく天候が素晴らしかったです。
写真が少し暗く見えるのは、PhotoShop加工をしていないからです。

整備されていてとても歩きやすい。
中岳まで一気に駆け上がります。

ロープウェイ駅がもうあんな遠くに。

中岳付近は少し渋滞気味になるそうです。
ちらほらと登山客が密集し始めました。

完全に渋滞にハマりました。進むスピードがめちゃ遅です。そして若干気持ち悪いです。

しかし景色は最高!気温もほどよく、汗もそれほど出て来ません。
足を止めると寒いくらいです。

小屋がかなり遠くに見えます。登り始めてからここまで約1時間。

8:00
中岳に到着しました。まだ家を出発してから3時間しか経っていないことに驚愕。

宝剣山荘。毎回恒例のバッチ購入タイムです。

この辺りはパノラマで撮影しましたが、面倒なので加工はしておりません。
とにかく素晴らしい景色です。

歩きやすく、危険さは微塵も感じません。

もうすぐ木曽駒ヶ岳山頂です。

標高2965m、木曽駒ヶ岳山頂。
このまま帰るのも惜しいので、ひたすら山頂でダラダラコーヒーとか飲んでました。

雲の上を散歩しているみたいに気持ちよかったです。

おじさんが下界の民に思いをはせています。

本日のベストショット。

続々と後続組が追ってきます。そろそろ降りようかな。

空がキレイすぎて何枚も撮ってしまいました。
最近山に登ってなかったということもあり、ここまで澄み渡った空を見るのも久しぶり。改めて感動します。

天狗荘の付近にはたくさんのテントが。まだ朝早いので出発してないのかな?
さてここから、当初の予定だとこのまま千畳敷に戻り、ロープウェイで降りて帰宅というコースだったのですが、あまりにも時間が早すぎる。ということで、急遽ルートを変更し、宝剣岳へ行ってみることに。
迂回になりますが、ここまで楽勝でこられたのだから余裕だろうと思ったが凶。

宝剣岳へとリートを変更した直後、早速こんな看板が立ちふさがる。
まぁでも似たような看板は幾度となく見てきたし、今回も余裕だろうとタカをくくる。

この辺から、あれ?ちょっと怖い。と感じ始める。

一応ビニールのロープは張ってあるが、崖から落ちると死ぬ。

高度感が半端ない。おばさんが立っているところ、実はめちゃ怖いところです。

ちょっと写真が小さくて分かり難いかもしれませんが、岩場をロッククライミングするようなルートです。
この辺りから、このルートはヤバイと気が付きました。

この岩場をクライミング。
会社の先輩が言っていた、クライミングの技術は登山でも役に立つよという言葉は本当でした。

ひょ〜こえ〜〜。
でも写真撮影は欠かしません。本当に怖かった場所では足がガクガク震え、写真撮影どころではありませんでした。高所恐怖症なのになんでこんなことをしているのか。

岩についた◯印を頼りに登ります。
☓の方向に間違って進むとGAME OVER。

何度もクライミングを強いられます。しかしまだこれは序章だった。

ストンと落ちた崖は鎖だけを頼りに渡ります。手に汗握る。なんでこんなトコロに来てしまったのか。
この鎖を渡っている最中に、足元を撮影した写真が↓

これ。落ちたら即死は間違いない。

なんとか登りきり、一息つける場所へ。
ここで少し景色を眺め、このルートに来たことを深く反省する。

そして宝剣岳山頂。木札が小さくて文字が読めませんが、一応山頂です。槍ヶ岳に比べればなんてことはありませんが、結構ここも怖かったです。

おじさん危ないよ!

そのまま極楽平へ抜けます。
後ろを振り返ると、断崖絶壁が見えます。
天狗荘→宝剣岳のルートよりも怖かった。

足を一歩踏み外すと死ぬ。
事故発生率日本一の場所だなんて知っていたら絶対来なかった。

目の前を歩いていた家族に付いていきます。
が、「この道は本当に合ってるのか」と色々お母さんが言っているのが聞こえて本気で不安になりました。

直角の岩場をロッククライミング!まじふざけんなし。

なんかもっと怖い箇所はあったのですが、写真撮っている余裕なかったので残念です。

やっと極楽平に到着。
道自体はそんなに長くないのに、時間がすごい長く感じました。
一息つける、まさに極楽の平地です。

あとは整備された綺麗な階段をトントンと降りていくだけ。

千畳敷ロープウェイ駅が見えてきた!疲れたー。

っておいなんだこの渋滞はー!
しかしこれは時間が早かったので、まだ良い方だそうです。長い時はロープウェイに乗れるまで2時間半もかかるとか。
今回は日帰り登山でしたが、思った以上に疲れました。
木曽駒ヶ岳だけだったらかなり晴れやかな顔で降りたのでしょうが、宝剣岳を経由したせいで顔が険しくなっていたと思います。
やはり予定していたルートを外れて行くのは良くありませんね。