新しい職場ではある広告の制作を行います。
つまり私自身はカメラマンではなくなった訳です。前の会社のように、新しい会社にも撮影部隊が存在し、同フロアにいるカメラマンの方々を見ると、なんだか羨ましくなってしまいました。今回は私がカメラマン側にアサインする形となります。逆の立場ってことですね。
6年弱、自らが積み上げてきた技術や知識・経験が真っさらになってしまうというのは実に悲しいです。教えてもらった撮影テクニック、独自に開発した道具、全てが無意味だったのかなぁと帰宅途中に考え込んでしまいました。これを後世に伝えるという事が重要なのだと、カメラマンの先輩に言われたのを思い出して、本当にこれで良かったのだろうかと思ってしまいました。
しかし積み重ねてきた人脈と出会いは決して無意味ではなく、人生経験として大きな勉強になった事は間違いありません。やりたい事は十分やりきった。人生というものを長い目で考えるのならば、そういった踏ん切りが大事なのです。
新しい職場の皆さんはとても雰囲気の良い方達で、大変穏やかです。この人達と一緒に仕事をしたいという気持ちが今は非常に強く、この環境なら自らも成長を続けることができるのだろうと感じました。
期待と不安を抱えながら、とりあえずは外線電話対応をきちんとできるようになりたいです(必死)。