【孤独な】両神山【登山】
2012/08/07

月曜日は代休を頂き、所は秩父の奥地・両神山へ登ってきました。
前日の天気予報から既に雨マークが付きまくっていたのですが、私の単独行は晴れるというお約束があったので行ってきました。
両神山は埼玉の秩父にあるのですが、若干アクセスが悪く、電車やバスを乗り継ぐのが大変そうだった為に敬遠していた山です。
駅の乗換は【拝島駅→東飯能駅→西武秩父駅→バスで小鹿野町役場→バス乗換で日向大谷口】。
東飯能から西武秩父に向かう時、電車の中で爆睡してしまい、西武秩父駅に着いたと言うのに寝過ごして折り返してしまう。
一つ戻り横瀬駅へ。慌てて降りて向かいに止まっている電車(特急だった)に飛び乗る。
一駅分だからいいのかな?とか思ったがそんな考えは甘く、当然特急料金(350円)を支払い、バスにも乗れなかった為にタクシーを使うハメに(約3800円)。
そうそう、今回初の動画撮影にチャレンジしてみました。
山頂付近から山頂へかけて。一人ぼっちの登山の時は、いつもボソボソこんな感じで登っていますw
それにしても、最初から最後まで誰一人とも会わない登山なんて初めてかな?単独行は好きなんですが、ちょっぴり寂しくなってしまいました。
▼続きです

タクシーで小鹿野町役場へ。役場からこのバスに乗って日向大谷口へ向かいます。
まだこの時点で雨は降っていませんでした。

バスに乗った直後から突然豪雨に襲われる。
マジで帰りたくなる5秒前。
ちなみにバスの乗客は私一人だけでした。

日向大谷口到着。ガラーン。

6月22日に両神山で行方不明者が出たようです。

日向大谷口を少し登ると両神山荘が見えてきました。
ここを左に行き、登山道へ入ります。

最初は薄暗い樹林帯を突き進んで行きます。

鎖場に出ました。
両神山は何箇所か鎖場があるようです。

七滝沢コースを避けて左へ。

雨が強くなってきました。
この辺りから、体長10cmほどの茶色のカエル(ウシガエル?)がウヨウヨ大量発生していました。
マジ半端ない数。気持ち悪過ぎ。うっかりしていると踏み潰してしまいそうです。

山道にはこのような石仏が沢山ありました。

雨の為、増水気味です。

だんだんバテてきた。
最近トレーニングもなんもしてなくて体力落ちてきた気がする。

石仏。

少し見つかりにくい所にも石仏。
途中、道に迷いそうな場所が数箇所ありました。
私以外の登山客が一人もいなくて少し不安になります。

清滝小屋。休業中のようです。

山頂と書いてあるけれど、まだまだ先は長かった。

この辺りから雨が止んできたので、レインウェアを脱ぎます。
使い古しのレインウェア、もうボロボロなので今回で役目を終えそうです。

お!青空が見えてきた!

ここから鎖場の連続。
鎖場は登りは平気なんですが、下りが怖いです。

ちょっと霧がかって幻想的に。

太陽が顔を出しました。

両神神社。
狸?なんだろう?大きめな小動物の影がうろついていました。
そして相変わらず巨大なカエルがウジャウジャ。
岩をよじ登った直後に巨大カエルと目が合ったりして本当にびっくりした。
カエル苦手なんですよ。orz

山頂まであと少し。

これを登れば、

山頂到着!

素晴らしい展望です。
登りでかなりペースが遅かった為に、直ぐに下山。
16:36のバスを逃すと絶望的になってしまう。

下山直後、一気に辺りは暗くなり不安にかられる。
初めて登る山は一人だと不安になりますね。

清滝小屋まで戻ってきました。
暗さとガスで怖さが演出されております。

色々すっ飛ばして下山!
バスの時刻にはかなり余裕がありました。良かった。
両神山荘でサイダーを二本購入。
実はこの日、両神山に入ったのは私一人だけだったらしいです。やっぱりそうだったんだ。

山荘のポンちゃんと乾杯!かわいい~。
凄く大人しくていい子でした。

家に帰って、ポケットに入れていた地図を広げるとこんな状態に。
汗と雨で蒸されて読めませんでした。(チーン)
両神山、想像以上に楽しめた山でした。
冬山とか凄い楽しめそうです。冬にもう一度行きたいですね。
No title
日向は日に向かっている分、暮れるのが早いですよ。
自分は清滝小屋から下山中に沢の道を間違えそうになりました。ちょっと焦りますよね・・・人少ないし。
両神へ行くと毎回救助ヘリやら滑落事故が発生しているので、やはりこの界隈は事故が起こりやすいようです。
あ、そうそう。
両神といえば、八丁尾根もお勧めです。交通の便がものっそい悪いけれど、鎖のアップダウンで面白いルートですよ。見晴も良好です。
にしても雨の中ご苦労様でした。
登りはじめから降っていると、心がバッキバキになりますよね・・・