予想はしていましたが、ドラクエ10は月額課金制が確定したようです。
→【確定】ドラクエ10、課金MMOだった(オレ的ゲーム速報@刃)
DS(DQ9)で下げた敷居を、Wiiで上げてしまうとは。いかんともしがたい。
月額制にしてどれ程のユーザーがついてくるだろうか。
今日は幾つか要点を絞り、ドラクエ10のあり方を、順を追って考察をしてみたいと思います。
なんかメチャクチャ長い記事になってしまいました。(どんだけ暇なんだよ)
あまり真に受けて読まれても困るので流し見程度でお願いします。
●Wii(WiiU)というハード機においてのオンラインプレイ
Wiiで売れたオンラインゲームと言えば、やはり『モンハン3tri』が挙げられる。
実はこのゲーム、発売初週売上は58万本という好スタートを切ったのだが、次週からその数字は10万台と大幅に落ち込んだのだ。
『モンスターハンター』と言えば今や揺るぎないビッグタイトルの一つ。国内ではポケモンに次ぐ人気を誇るほどのタイトルであると言っても過言ではない。それで尚この売り上げ。
悲しきかな。本来、ライト層向けのハードであるWiiが、いかにオンラインゲームに弱いかが証明された瞬間だった。
また、モンハン3triに関しては最初はオンラインでのプレイが無料であった(20日間)。その無料期間の終了と共に消えていった数多のハンター達を私は知っている。
個人的には月額800円という値段でオンラインゲームがプレイ出来るなら、コストパフォーマンス的には最高だと思うのだが、今まで無料でプレイしていたものに突然発生する料金を支払う気が起こらないという気持ちも十二分に分かる。
●小学生(低年齢層)ユーザーについて考える
課金制が確定した今、その料金が気になる。
仮に、ドラクエ10の月額料金をモンハン3triと同じ800円と仮定しよう。
自慢では無いが私の小学生の頃のお小遣いは毎月500円だった。しかも小遣い日をスルーされ、貰えない月もあった程の貧困レベル。
これでは月額のプレイ料金を支払う事が出来ないため、毎月何らかの家事手伝いをしつつ300円分を埋めなければいけない。健気な勇者の誕生である。
そこで今の小学生はどれくら貰っているか調査してみた。(ググッただけ)
→小学生のお小遣い平均
上記サイトの調査によると、小学生1年-6年で最も多く回答された金額が500円との事だ。
良かった。私の家が極端に貧乏だったワケじゃなかったんだ。いやそんな事はどうでも良い。
そう。問題は月額800円では並の小学生はプレイ出来ないという致命的な事実。
ドラゴンクエストと言えば小さい子供から、大きいお友達まで、万人が楽しめるというイメージがある。それがこの課金制によって崩されようとしているのだ。
●課金問題をクリアした小学生(低年齢層)に訪れる問題
課金という名のギガスラッシュを全国の小学生の巾着袋に食らわせる事になるのだが、この一撃に耐えたところで待っているのがオンラインゲーム中毒による学力低下・引き篭り・そして招く家庭崩壊。
オンラインゲームというのは非常に中毒性の高いもので、初めてプレイする人は特にハマり易く危険。どう危険かというと、リアル(現実世界)を疎かにしてもオンラインゲームでの自分(自キャラ)を充実させようとしてしまうのだ。
オンラインゲームに幼少時代からのめり込んだ子は、将来が危険だと私は断言する。詳しく知りたい方は『小学生 ネットゲーム』等と単語で検索してみると、これがどういう意味かお分かりいただけるだろう。
そして、これから書くことは私の体験談に基いている。
私がラグナロクオンラインというオンラインゲームをやっていた頃、同じギルド(チームのようなもの)に小学生がいた。
その小学生は不登校で親との会話も無いらしく、5年生だというのに割り算がマトモに出来ないというトンデモレベルのアホだった。
中学へ行くにあたって試験は必要無いので、それは行けるようなのだが、中学卒業後どうするかを聞くと彼はこう答えた。
「俺、中学卒業したら死んでもいいと思っているよ。(キリッ)」
彼のネタとも思えぬマジレスに私は言葉を失った。
私も数多のオンラインゲームを体験してきた。FF11、ウルティマオンライン、ラグナロクオンライン、シルクロードオンライン、パーフェクトワールド、モンハンフロンティア。
残念な事に、思い返せばどれも時間を無駄にしたという思いしか残らないのだ。
今となっては以前ほどゲームをやらなくなった。だからこそこういう事を客観的に見れるようになったのだろう。
ドラクエ10はほどほどにプレイをしたいと思う。(結局やるのかよ)
●課金アイテムの有無
オンラインゲームの鉄則。社会人は金を費やして強くなる。
課金アイテムの有無でゲームの難易度は大幅に変わる。経験値を2倍にするアイテムや、ステータスを強化するアイテム。時間の無い社会人は、これ等のアイテムを購入して急速に学生プレイヤーとの差を埋める。
学生との差を埋める、で止まれば良いのだが、この課金アイテムというのは金があればあるほど自キャラを強化させる事ができる故に、ブッちぎった強さを得る事が可能。
故に課金システムが実装された瞬間、社会人様TUEEE状態になってしまうのだ。
と、なればどうだろう。
メインターゲット(であろう)学生が、そんな課金でブースト強化している社会人を横目に見ながらゲームを楽しめるだろうか。
月額プレイ料金を支払うので精一杯な小学生が『メラ!』とか言ってる隣でイオナズンを連発する課金ブースト社会人。果たして小学生は楽しめるのだろうか?
否。
ドラクエ10に関しては課金アイテムはあってはならないと私は考える。
●オフラインでもプレイ可と言ってもオンライン推奨
気になったのが「インターネットがないとプレイすることができないのでしょうか」という質問。
これに対しての回答が「ゲームを開始して最初の数時間はオフラインでプレイ可能ですが、ゲームの要素をすべてプレイするためにはインターネット接続が必要です」というもの。
ラグナロクオンラインで殴りアークビショップをしている私には良く分かる。
オンライン主体のゲームでソロ活動という孤独感は半端じゃありません。
それに、オフラインではまず間違いなく短時間で飽きるでしょう。オフでプレイしていても、幾度となくオンライン環境が必須と感じるでしょうね。
●ナンバリングについて
今回発表されたドラクエ10ですが、果たしてナンバリングは正解だったのか。
FF11とFF14にも同じくよく言われている事ですが、ナンバリングを外した方がいいと思う。
『ファイナルファンタジーオンライン』や『ドラゴンクエストオンライン』のように、オンラインはオンラインで新たにナンバリングをすればいいのだ。
その点、モンハンは良い例だ。オンラインゲームは『モンスターハンターフロンティア』という別枠を設け、PSPの据え置き機と括りを分けている。
これによりコアゲーマー(オンラインゲーマー)とライトゲーマー(コンシューマーゲーマー)をきちんと区分するという意味になり得るのだ。
PSPのモンハンでもオンラインプレイがあるが、Xlink kaiやアドホックパーティを使用してのオンラインプレイは、ネットを使用しないプレイ(友達等と協力)に比べて少ないのは明らか。
故に、ここではオフラインゲーム(コンシューマーゲーム)として区分させていただいています。
ぜんこくの しょうがくせいに かいしんのいちげき!
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