【写真】元旦、霧ヶ峰でダイヤモンドダストに遭遇した

今年の正月は実家の長野県・諏訪市に帰省した。そのため、今年は本栖湖リゾートのダイヤモンド富士は撮りに行かず。

例年の諏訪はものすごく冷えているはずなのだが、今回はだいぶ暖かく(と言っても寒いのだが)、雪も全然積もっていなかった。これだけ温かい元旦はなかなかレアである。

初日の出をどこから見ようと考え、家から近い霧ヶ峰にした。霧ヶ峰のビューポイントからは運が良ければ富士山も見える。

霧ヶ峰といえば、祖父との思い出が深い場所でもある。私が子供の頃、祖父は何かと「霧ヶ峰行くか」とよくドライブへと誘ってくれた。今となっては、霧ヶ峰に連れていってもらった理由は祖父のみぞ知る。ただ山を眺めて、売店でソフトクリームを買ってもらい、帰るだけだった。運が悪ければ霧に包まれ、何も見えずに終わることもあった。子供の私には、それが楽しかったとは思えず、どちらかというと退屈な場所だった。

祖父はカメラが好きで、よく写真を撮っていた。私が写真の仕事についたのは祖父の影響ではなく偶然だけども。ただ、祖父がNikonを使っていたからという理由で、私が最初に買ったカメラはNikonだった。今もNikonを使い続けているし、今後変える気もない。

2024-01-02-1.jpg

Camera:Nikon Z8
Lenz:NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

そんな退屈だったはずの霧ヶ峰に正月から立ち、祖父が好きだったNikonを構える。陽が昇るのを待ちわびる。退屈だったはずの霧ヶ峰なのに、この歳になるとワクワクしかない。太陽が昇る直前、富士山のシルエットが現れた。グラデーションがとても美しい。雪が積もっていなかったので少し寂しい画になってしまったが、満足のいく写真が撮れた。もっと早くこの楽しみに気づいていれば、と後悔は強い。


2024-01-02-2.jpg

Camera:Nikon Z8
Lenz:NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

その場からアングルを少し変え、初日の出を収める。運良くハロ?アーク?が撮れた(太陽の周りを円が囲う現象)。太陽が昇ると一気に気温が上昇し、かじかんだ手足が溶けて血が通う感覚がわかる。これが気持ちよくて朝の撮影はやめられない。

2024-01-02-3.jpg

Camera:Nikon Z8
Lenz:NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

ダイヤモンドダストも写真に収めることができた。実にラッキーだった。細かい雪が太陽に輝いて、キラキラしていた。

2024-01-02-4.jpg

Camera:Nikon Z8
Lenz:NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

今度は雪が積もったタイミングでまた来てみたい。

あの世から祖父が、「ほれ見ろ」と言ってそうだなと思った。
 0

COMMENTS

風景写真