【機材】NikonZ8がリコールから帰ってきた
2023/07/12
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前回の続き。
NikonZ8がリコール対象になり、ニコンピックアップサービスで修理に出した。本日、Z8が戻ってきたのでそのレポートを記す。
ちなみに、私のZ8は最初からレンズ脱着に全く違和感はなかった。その旨は修理依頼表にも記載。
修理に出したのは7月7日(金)。戻ってきたのは7月12日(水)。土日が非営業日と考えると、中2営業日で点検・修理が完了したことになる。
ニコンサポートセンターには今回のリコールで相当数のZ8が送られていると予想していたし、電話では「2週間を目安に」と言われていたのでもう少しかかると思っていた。めちゃくちゃ速いじゃん。嬉しいですけど。
到着したダンボール。
開封すると、まず納品書。
緩衝材に包まれている。
カメラを取り出す。
納品書を確認。
使用していて違和感なしと私がメモ書きしていたが、処置内容には「レンズ装着不具合を修理・調整しました」とハッキリと書かれていた。気が付かぬ不具合があったのかもしれない。
いよいよマウントの確認
前の記事にも書いたが、リコールに出す前と後でマウント部に変化がないか写真を比べて確認してみる。そんなことしてどうするの?って自分でも思うけど。
マウント部分のネジの角度に変化があれば、何らか手を加えられたということになる。使用者がレンズ脱着に違和感を感じていなくても、修理が加えられているのか。それとも点検のみなのか。
■7月6日撮影

■7月12日撮影
こうやって並べても、パッと見よくわからない。
※クリックで拡大
Photoshopで2枚のレイヤーを重ねてみた。すると、明らかなネジのズレが確認できた。
◯右上→ほぼネジの位置に変化なし
△左上→若干ネジがズレている
✗右下→完全にネジがズレている
◯左下→ちょっとズレている気もするけどマルにしよう
尚、2枚の写真はいずれもiPhoneで撮影した。レイヤーを重ねる際は、Photoshop上でマウント部分を合わせるように若干変形をかけている。なので、多少のネジズレは写真の歪みの可能性もある。
ただ、どう見ても右下ネジは明らかにズレているのがわかる。
右下のネジのみ横並びにしてみる。つまり、何らかマウントには手が加わったことが確定した。
結論
レンズ脱着に違和感を感じなくてもマウントに何らか手が加えられるので、大丈夫だと思っている人もとりあえず出した方がいい。