【写真】2023河口湖ハーブフェスティバルでラベンダーを撮影

と、タイトルにあるけれど本来の目的は7月1日に行われた河口湖の山開き花火大会だった。7月1日の午前中に到着し、駐車場で長時間待機するもこの日は生憎の雨。花火大会は開催されたものの、案の定富士山と花火は雨雲に隠れイマイチ満足のいく撮影ができなかった。まぁ天候はもう仕方ない。毎回理想のコンディションで撮影できる方がおかしい。こういう上手くいかなかったことも含めて経験である。

撮れ高がほぼない状態で横浜に帰るわけにはいかない。妻と子どもたちは、妻の実家に遊びに行っている。それならば翌日は河口湖のハーブフェスティバルを攻めるほか選択肢はなかった。

河口湖ハーブフェスティバル

開催期間:2023年6月24日(土)~7月17日(月)
開催会場:大石公園・八木崎公園
開催時間:9:00~17:00

紫色のラベンダーがきれいに咲く時期に合わせたフェスティバルだ。富士山をバックに一面に広がるラベンダーは必見。富士山とラベンダーの組み合わせは今まで撮影したことがなかったので、ぜひ行ってみたかったのだ。

車で向かったのは大石公園。深夜の大石公園は暗い。暗黒。この暗黒の世界で富士山と星を撮るのがたまらなく好きだ。そして、深夜の2時くらいからもう三脚が並び始めたのは驚いた。カメラマンたちの執念を感じる。

暗闇の中、ヘッドライトでラベンダーを照らすカメラマンたち。私も遅れをとらぬよう、急いで三脚置いた。しかしまだ前日の雨雲が空に残っている。星は残念ながら見えない。雲がまだらになっていたので、朝焼けに期待した。

2023-07-04-1.jpg

Camera:NikonZ8
Lenz:NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

午前4時頃かな?日が昇る直前に撮れたのがこちらの写真。手前のラベンダーは真っ暗なので、周囲のカメラマンが懐中電灯で照らすタイミングに合わせて、私も懐中電灯を振り回す。会話したことのないおじさんたち(私もおじさんだが)と謎の一体感が生まれた。

星は見えないものの、まだらな雲がほんのり焼ける写真が撮れた。いつも晴天を狙って撮影しに行くのでこれはこれで個人的にはなかなか撮れない写真だ。

2023-07-04-2.jpg

Camera:NikonZ8
Lenz:NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

夜明け直後。空が青く染まり始め、ラベンダーも明るく照らされていく。前日が山開きということで、富士登山の明かりが見える。ふと、富士登山いいなと思ってしまう。そういえば富士山が世界遺産に登録されてからは一度も登っていない。すごく混雑しているみたいだし、全然山に登っていないので体力も心配だ。子どもたちが大きくなったら一緒に登りたいな。富士山から眺める雲海は絶景なので、ぜひ見せてあげたい。
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