最近寝不足なのか、ボーっとしてしまう事が多いです。
ボーっとすると無意識にどうでもいい事を考えて、それに悩んでしまいます。今日も会社の休憩室の窓から、降りしきる雨に打たれる墓地を見て、あの墓に入るためには一体どうすればいいんだろうなんて意味不明な事を考えていました。全く墓なんぞに入りたくも無いのに、何故だかふと考えてしまいました。
これは考えれば考えるほど深みにハマり、失敗に終わるという話。決して面白い話でも何でもありませんしオチもありません。私の一人相撲の記録です。
先日、女友達(Nとしよう)と一緒にいた時の話。
Nの鼻下に直径2mm程の黒いカタマリを発見してしまった。
そう、紛れも無くそれは鼻くそ。この時、Nを傷付けないようにするにはどういう対応すればいいのか、私の脳内ではブレインストームが展開された。
このまま気が付かないフリをし、スルーするというのが一番の安全牌だと考えたが、Nが帰宅後に鏡を見た時『私、もしかしてずっと鼻くそ付けたまま出歩いてたの!?』と卒倒してしまわないかが心配だった。また、『なんで言ってくれなかったの!?』なんて八つ当たりをされるのも勘弁願いたい。
それでは『鼻くそ付いてるよ』とストレートに言ってしまうのが簡単ではないかと思うが、それは違う。それはNの【女】としてのプライド・誇りを深く傷付けてしまう諸刃の剣なのだ。
自分の彼女であればストレートに言う自信はあるのだが(あるんかい)、これは友達だ。自分の彼女と友達の差というか、壁はこのような場面に遭遇した時に出るのだなと感じた。
考え考え、どうにか早急に自身の顔を鏡で見てもらえないかと必死に考えた。考えた結果、特に腹も減っていないのに私はこう言った。
『ちょっと疲れたからマックで休もう。』
16時とかなり中途半端な時間だったし普段私はこんな誘いをしないので、Nも疑問を抱かざるを得ない。しかしここで引いては問題は解決しない。次第に鼻くその位置は、本人が擦ったのか何なのか知らんが、いつの間にか鼻の横に移動していたのだ。だめだこいつなんとかしないと。半ば強引にマックに連れて行った。
そしてドリンクは問答無用で両方ともLサイズを注文した。
『えっ私そんなに飲めn』
そう、飲み物を飲ませまくってトイレに行かせ、トイレに備え付けの鏡を見て本人に気が付かせるという作戦に出たのだ。女性ならきっと誰もがトイレに行った時に鏡を見るだろうと予測していた。
案の定Nはコーラの飲み過ぎで、お手洗いに行くと言い出し席を立った。
計算通り。
数分後、Nは戻ってきた。
私はNの顔を見て愕然とした。
鼻くそはついたままだったのだ。なぜ。鏡見ろし。
ああもうめんどくせぇ。最後はヤケになって『鼻の横に何か付いてるよォオ!!』とか言って、鼻くそを取ってもらいました。本人はそれを食べカスと思ったのか鼻くそと思ったのかは定かではありません。
あの時、もっと他に良い手は無かったのか。考えろマクガイバー。
今日の帰りの電車中それをずっと考えていたという情けない話。
Nが偶然このチラ裏日記を発見しない事を切に願います。
考えろマクガイバー
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Category: 【独り言】
コメント
No title
中途半端な態度が最も良くないことです!
そして男の側が自ずから進んで悪者になるのが本当の優しさです!!
つまりこの場合は、なりさこさんが自分の鼻くそを彼女の顔につけてやるのが正解^^b
・・・葬式には呼んで下さい^^;
2011/05/16 (Mon) 15:49 | 銀髪 #- | URL | 編集
No title
「木の葉を隠すなら森の中(ある物を隠したいと思うなら同じ物がたくさんあるところに隠せば見つけにくい)」
推理小説の古典的名作 G・K・チェスタトン『ブラウン神父の童心-折れた剣』より
「賢い人は木の葉をどこへ隠す?森の中だ。森がない時は自分で森を作る。一枚の枯れ葉を隠したいと願う者は枯れ葉の林をこしらえあげるだろう。死体を隠したいと思う者は死体の山をこしらえてそれを隠すだろう。」
つまりこの場合の正解は・・・(以下、省略。
2011/05/16 (Mon) 15:51 | 銀髪 #- | URL | 編集