山梨旅行(3日目)

深夜1時前。小6の少年を車の助手席に乗せる。家族に見送られて本栖湖へ出発した。この年代と話す機会はなかなかない。車の中で何を話すべきか不安だった。来月から中学に上がる話や打ち込んでいるスポーツの話などを積極的にしてくれた。話題に困ることはほとんどなかった。

1時間ほどして本栖湖の駐車場へ到着した。平日であるため車は一台も停まっていない。車から降りるとそこには満点の星空が広がっていた。すげぇ!と少年は声を上げた。私は少し得意気になった。

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本栖湖を挟んで見える富士山のシルエットは荘厳だった。その上に薄っすらと広がる天の川。少年は初めて見る光景に驚いていた。晴れてくれて本当に良かった。長い時間連れ回した挙げ句、暗くて寒くて何も見れなかったらきっと残念な気持ちにさせてしまう。天気の神に感謝した。

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本栖湖である程度撮り終えたら精進湖へ向かった。精進湖に到着した頃には更に空が澄んでいてきれいだった。少年と天の川を一緒に撮ってあげた。

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最後に来たのが河口湖の大石公園。先日の大雨で地面がぐちゃぐちゃだった。足元を懐中電灯で照らしながら湖の近くまで行く。天の川を撮影しながらキレイな天の川を2人で見上げる。会話はないけれど、なんとなく満足しているのが伝わってきて嬉しかった。

天の川を見たあとは、山中湖のパノラマ台に行って日が出るのを待つことにした。少年は流石に疲れて移動中車の中で寝てしまった。明けの富士山を2人で拝んで宿に帰った。宿に帰るとお礼を言われた。むしろおじさんの趣味に付き合ってくれて、こちらこそありがたい気持ちだった。

宿をチェックアウトしたあとは、忍の里へ向かって皆で遊んだ。始めてきた。様々なアスレチックや忍者ショーを見て満喫。私は眠くてちょっと記憶がおぼろげ。すべてのコンテンツを終了し、帰路についた。

最初はどうなることかと思った3家族合同での旅行。子どもが楽しんでくれれば、という気持ちだったが、私自身もかなり楽しめた。また、子どもにとっては雨かどうかはあまり関係ないのかもしれない。他の親御さんたちにだいぶ気を使っていただいたのも大きい。最後に御礼の言葉を伝え、別れた。

次は桜の時期に来よう。

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