【レビュー】メタルプリントを試しに注文してみた(前編)

2023年CP+に出展していたパイオテック社の「メタルプリント」。

メタルプリント(公式)

メタルのパネルに直接写真をプリントするという技術だ。展示されているパネルを手にした瞬間、その品質の高さから一度試したいと思っていた。40%割引期間の締切も迫っていたので試しに注文してみることにした。注文からおよそ1週間後、自宅に配送されたのでここにレポートを記す。

今回はお試しで2点プリントを依頼した。

2023-03-18-1.jpg

品名に「フォトパネル」と印字。割れ物注意の扱いで配送された。

2023-03-18-2.jpg

中を開けると、パネルにダメージが及ばないようにかなり丁寧に梱包されているのがわかる。

2023-03-18-3.jpg

パネルはゴムとテープでしっかり固定されていた。

2023-03-18-4.jpg

緩衝のスチロールを剥がし、いざ開封。イーゼルが見えた。

2023-03-18-5.jpg

1枚目はこちら。

西湖で撮影した家族写真だ。プリントの仕上がりはとてもキレイだ。半永久的にこの美しさを保てるというのは確かにすごい。紙プリントのように色褪せることもない。汚れたら拭けばOK。家族には何故これをプリントしたのかという疑問は持たれた。

2023-03-18-6.jpg

2枚目は先月撮影したばかりの梅とメジロの写真。
個人的に一番上手く撮れたであろう写真をプリントした。こちらもキレイだ!

2023-03-18-8.jpg

んんっ!?

イーゼルが、横になっている。


本来はこのように縦構図が正解である。

実はこのイーゼル、オプションだ。注文するときに少し戸惑ったのだが、イーゼルの向きを指定する入力欄がなかった。取り付ける人の判断で向きを決定しているのだと考え、備考欄には「縦イーゼルでお願いいたします。」と私は確かに書いた。

か、書いたよな?念の為注文メールを確認したところ、確かに書いて注文してあった。

2023-03-18-9.jpg

横イーゼルの状態で飾ると、こう。

うーん。まぁ、これはこれでナシではない写真だと思うんだけど。構図的にはね。

でもやっぱりメジロの目玉に入るハイライトが左から来ているのが違和感だ。昼間の日当たりなので、ハイライトは上から入らねばならない。メジロにかかる枝の影もこれでは不自然。

パイオテック社からの発送メールに、何かあったら気軽に問い合わせてくれと書いてあったので一応問い合わせてみよう。どうなるかわからないけど。注文当時の「縦イーゼルでお願いいたします。」と書かれたエビデンスメールと、横になったイーゼルのメジロイーゼルを添付して送信した。

いかに。
 0

COMMENTS

写真の話