
趣味を仕事にすると辛いというのをチラホラ聞きますが、本当にそうだと思います。
好きな事やってお金貰えるならいいじゃん!と言う事を、特に芸術系(絵や音楽・写真関係)を仕事にしている人に対して言われる事があります。
しかし実際はそうではないと思うんですよね。
私の同僚のカメラマンは、私の他に3人いますが、その人達は常日頃からカメラを持ち歩いて写真を撮りまくってるワケではありません。
私がチェロを教わっている先生も、趣味はチェロではないと言っています。
そして私も当然、写真が趣味ではありません・・。
写真が嫌いなわけではありません。勿論好きです。
カメラマンという仕事は楽しいです。が、それは仕事が楽しいのです。
しかし、『自分の撮った写真1枚1枚について語る事が出来るほど写真に愛着があるか?』と言われると不安になります。多分語れないと思います。
写真が心から好きな人には、カメラマンって職業が辛いんだと思います。
『仕事として撮るべき写真』を撮るのが仕事であって、
『自分の撮りたい写真』というのは、また別の、自分だけの趣味だからです。
自由に撮りたい写真だけを撮り続けて生計を立てているカメラマンなんて聞いた事がありません。
いや、もしかしたらどこかにいるかもしれませんけど。いたら是非話してみたいです。
私自身は決して出来そうに無い事なので。
そして終電が無くなってしまったので会社泊まる事になってしまいました。
おやすみなさい。