【写真】中秋の名月2022(横浜)
2022/09/10
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今日は中秋の名月。古来、この日の月は1年のうちで最も美しい月とされてきている。らしい。今朝横浜ベイブリッジで朝陽を撮影してきたにも関わらず、夕方にかけて再び横浜撮影へと赴いた。
機材をZシステムへ移行してから写真欲が更に湧いている。良いことだ。せっかくいい機材を持っていても使わなければ意味がない。機械は使ってあげないと可哀想なのだ。と、家族に心の中で言い訳をする。
写真を撮ることだけが仕事ではなくなった今こそ、写真を心から楽しんでいる自分がいる。ジジイになってもカメラリュックと三脚を担いであちこち行ってる自分がイメージできる。ゴールイメージを持てているのは幸せだ。
■カメラ:Nikon Z6ii
■レンズ:NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S
■ISO:100
■焦点距離:79mm
■絞り:F2.8
■SS:1/1600秒
場所はみなとみらい・臨港パーク。到着したのは16時頃。ここであれば横浜ベイブリッジのど真ん中に月が昇ってくることは調査済みだ。月が昇るのは18:10だというのに、もうチラホラと三脚を構えスタンバっている方も見える。私も三脚をセットして場所を取る。時間まで適当に花や船を撮り始める。
■レンズ:NIKKOR Z 24-70mm F/2.8 S
■ISO:100
■焦点距離:430mm
■絞り:F2.8
■SS:1/200
日が沈み、マジックアワーのような虹色の光が空を照らす。いや、マジックアワーって太陽の沈む方角に見えるグラデーションだと思うから、これは違うんじゃあないか。正体不明の虹色の輝きに少し感動。
■レンズ:NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S
■ISO:100
■焦点距離:84mm
■絞り:F2.8
■SS:1/5
月が次第に昇り始め、18:20に私が狙っていた構図をドンピシャで収めることに成功。ベイブリッジのロープ?と、月の○で、(^o^)←これを表現したかったのだ。この時、家族も一緒にいた。でも最初にこれをやりたかったと言うと笑われたり、失敗したとき虚しさが倍増するから黙っていた。成功して良かった。これだけで撮れ高としては十分である。
また、月は高く登れば登るほど輝きが増す。即ち、写真にしたとき夜景との露出が合わずにビカッと太陽のような明るさになってしまう。それはコンポジット合成で回避することもできる。しかし気持ちよく一枚で収めるには、月が登り始めた水平線に近い位置がベストなのだ。
■レンズ:NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S
■ISO:2800
■焦点距離:200mm
■絞り:F2.8
■SS:1/125
ズームで少し寄って撮影。横浜ベイブリッジの後ろに隠れる月と、その前を通り抜けるマリーンルージュで奥行き感を演出。構図的に微妙だけど個人的には満足度の高い一枚。
■レンズ:NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S
■フィルター:アナモフィックスフィルター
■ISO:800
■焦点距離:125mm
■絞り:F2.8
■SS:1/5
最後は、遊びのカット。月が高く登ったことにより露出が合わなくなってきた頃、アナモフィックスフィルターを試してみた。アナモフィックフィルターとは、アナモフィックレンズ(シネマスコープ映像を撮影するために開発された映画に使われるレンズ)を模したフィルター。光源に使用することで、光が横に伸びるのが特徴だ。
所有しているのはKANIのアナモフィックフィルター。このフィルターは横だけでなく、360℃回転できるので、水平だけでなく縦にも光を伸ばすことができる。以上、中秋の名月の撮影は無事成功した。
尚、ハースストーンのJAPANCAPはすっかり忘れていた。