【カメラ】FマウントからZマウントへの完全移行を決意

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ついにFマウントからZマウントへの完全移行を決意した。自分用のメモとして理由や、悩んだことをここに記す。

  • 理由1:動画撮影需要
  • 理由2:市場とメーカーの方向性
  • 理由3:ジンバルとの互換性
  • 理由4:その他、登山用途とか
  • 最後に、ぼやき


理由1:動画撮影需要

まずはミラーレスへ切り替えたいシンプルな理由。動画撮影をしたい。仕事では動画を撮影する機会が増えてきた。もちろん、動画分野においては全然プロと言えるレベルとは程遠いけども。趣味でも動画の作品撮りにもチャレンジしたくなったことが大きい。

で、一眼レフ(D780)でも動画撮れるじゃん。となるのだが、まぁこれが一眼レフだと様々な不都合がある。

まずは重さ。言わずもがな。クソ重い。D780にAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VRをつけると、約2kg。インタビュー中心の動画であれば三脚に固定して以上終了で話は終わりなのだが、これを持って撮影現場を駆けずり回るのは重労働。ジンバルつけると軽く3kgを超える。3kgの米を担いで走り回る姿を想像してほしい。まだ真夏でもないのに汗がヤバかった。

次にAF。AFのカタカタは、静止画の撮影ではある意味醍醐味だった。「AFめっちゃはえ〜!」を体感できるひとつの要素だからだ。しかし、動画ではこのカタカタが邪魔でしかない。三脚に固定したインタビューはマニュアルで乗り切れるので問題ないが、それ以外の撮影では常時AFサーボ(動いている被写体にフォーカスが追いかける)を使用する。ここで、必死にAFを合わせ続けるためカタカタカタカタどうしても音が出る。マイクもガッツリ音を拾う。ミラーレスならカタカタ鳴らない。

じゃあマニュアルフォーカスにすれば?→写真と違って撮り直しができない動画でマニュアルフォーカスは怖い。
じゃあ絞れば?→せっかくの一眼レフなのに絞ったらボケ味があqwせdrftgyふじこlp;@:

自分のスキル不足を機械任せにしているのも悪いのだが、そんな言い訳が頭の中を堂々巡りで結局一眼レフを使用している限り解決できなかった。まぁ、インタビュー以外はほとんどのシーンで音をかぶせてしまうので、現状問題がないといえばないのだが。でも「インタビュー以外はまともな音が撮れません(てへっ)」はダサいよね、流石に。

理由2:市場とメーカーの方向性

一眼レフ市場はもはや斜陽傾向にあり、これからはミラーレスの時代だと言われている。各メーカーもミラーレスの開発に力を入れており、Nikonもそれを決定づけるフラッグシップ「Z9」が登場した。Z9の登場は衝撃的だった。Zレンズとの組み合わせでD850、いや、それ以上の性能を叩き出せることが証明された。プロが仕事でミラーレスを使える時代が来たのだ。もっと先だと思ってたのに。

そんなわけで、Nikonだけでなく、SonyやCanonなど各メーカーがミラーレスに本気になっている。一眼レフ機がここから伸びることは考え難い。てか多分ない。10年、20年先の未来を考えると、Fマウントを振り回してるカメラマンは生粋のニコ爺か変態か。いずれも希少種認定を受けると考えた。

もちろん、FTZ(マウントアダプター)をかませれば、Fマウントもミラーレス機で使用できる。携帯性を犠牲にすればいけなくもないのだが、動画となると上述したカタカタ問題は避けられない。静止画だけならD780で十分だ。しかし、動画需要はもちろん、メーカーが力を入れなくなったり、近い将来のFマウント生産終了が訪れれば、ミラーレスしか選択肢がない。D780を購入したときは、動画を撮る未来まで考えていなかった。

理由3:ジンバルとの互換性

動画撮影に欠かせないのが、ジンバルでの撮影。

先日発表されたDJI RS3が、驚くことにD780は対象機材から外れていた。D850は前の型(RS2)から据え置きなのに、D780がハブられている。ハイブリッド機種とかもてはやされた結果が、これ。でも実際に風景を撮りに行っても、D780を使っているユーザーなんて見たことないし納得するしかない。

てか、これから動画をやろうってのに、ジンバルが使えないとなるとお話にならない。RS2ならD780は使えるんだけど、RS3の自動ロック解除機能を見ると、どうしてもRS3に軍配が上がる。

理由4:その他、登山用途とか

これまでの3つが主な理由だが、それ以外にも小さい、軽い、瞳AFが優秀、手ぶれ補正、頻繁なファームウェアの更新など、良いところは多々ある。

また、登山にフルサイズ、という選択肢を諦めていたのだが、機材の重さと容積が減るのであれば、ミラーレスなら可能。これまでは登山は登山と割り切り、写真撮影はただのエビデンスの役割だったのだが、山で星空なんか撮っちゃったりして作品づくりができる(可能性がある)と思うと、それだけでテンションが上ってしまう。

最後に、ぼやき

一眼レフとミラーレスでは、明確に撮影している感じが違う。言葉で表すのは難しけれど、カメラマンにとってこの「撮ってる感」って結構大事なんだと思う。光学ファインダーをダイレクトに覗き、シビアなピントを苦労して合わせ、渾身のショット。プレビューして、たとえイメージと違っていても、それが次への学びに繋がる。この一連の流れはミラーレスではきっと味わえない。ミラーレスから入った方からすると、こういうこと言ってる時点で私は爺なのかもしれないが。

好きなボディとレンズを手元に残して置きたい気持ちもメチャクチャある。しかし、金銭面や防湿庫の圧迫を考えると、ここは心を鬼にして古い資産は手放さなければならない。

っはぁ〜〜。だってさ〜D780、めちゃくちゃいいカメラだよ。こんなにフィットするカメラあるかってくらい大好きなカメラだ。多分、Z6iiあたりを購入するんだけど、D780のフィット感に絶対敵わない自信あるもん。光学ファインダーを覗けないストレスを、手にする前から既に感じている。写真始めて約20年よ。光学ファインダー約20年間覗いてきたんだよ。「慣れだから」とよく言われるけど、慣れの話なのかって!

D780自体に不満はないので、すごく悔しい。FマウントからZマウントに移行を検討している方は、きっと同じような悩みを抱えているのだろう。既に撮影現場の第一線から身を引いている私ですらこんな心境なのだから、D850とかでバリバリやってるカメラマンのマウント移行なんて、私なんかの比じゃあねぇって絶対。金もメンタルも持たんよ。「いつかくる」ことは分かっていたのだが、それが「今だった」と割り切るほか無いよ。っはぁ〜〜〜〜〜〜〜〜(クソデカため息)。

しかし、何より忘れてはならないのは「機械は使ってあげないと可哀想」ということ。写真を教えてくれた先輩が言ってたこの言葉を、今でもよく覚えている。Zマウントに浮気する私のところにいても、現実問題D780はほぼ使われなくなるだろう。そう考えると、どうせなら他の持ち主の手に渡り使って貰いたい、というのがオーナーの気持ちである。私ができることは、最大限綺麗な状態で、次の持ち主に選んでもらえるようにすることだけだ。

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