苔取り職人、プレコの投入

本日、苔取り職人として新たな仲間が加わった。その名も、アルビノブッシーマウスプレコ。元々はオトシンクルスを購入しようと思ったのだが、アクアショップの店員さんからコチラを進められた。苔取りの能力がこちらの方が上だということと、ウチの小さい水槽サイズに合っているらしい。あとは何より、ベタとの関係性。
黒いプレコとアルビノの2種類いた中で、アルビノを選んだ。理由はソイルが黒だから夜はどこにいるのかわからなくなるし(ブラックダイヤがそうだった)、アルビノってなんかカッコいい響きだったから。

さて、問題はベタとの相性。水合わせの時点でビニール袋越しに凝視されていたプレコちゃん、いざ水槽に投下すると早速ベタの洗礼を受ける。4、5発小突かれていたが、プレコちゃんは表面が硬いのかあまり微動だにせず。それ以来、ベタはプレコへの興味を失ったようだった。
必要以上に追い回すほどの素振りもなく、プレコとベタとの混泳は成功したかもしれない。
そして事件は起こった

風呂でゆっくり「池上彰の激動!世界情勢SP」の番組を見て、「ウクライナヤバいな〜」とか思っていた。風呂から出て水槽を覗くと、コチラも相当ヤバいことになっていた。
なんと、ベタがブラックダイヤのメダカちゃんをツンツン虐めているではないか。もう、今すぐ殺すと言わんばかりの表情で顔で無抵抗なメダカを追いかけ回している。えっ、ちょっ、ベタこわっ!!!マジやんけ!!!
私はこの時確信した。死亡した2匹のブラックダイヤを殺った犯人はベタだと。
そんなわけで、緊急隔離を決断。倉庫から虫カゴを取り出して水槽にし、そこへメダカ3匹を逃がした。本来であれば犯人のベタを隔離すべきなのだが、ヒーターを移動させる手間とかもあったし、正直ちょっとパニクっていて、メダカ3匹を安全な場所に避難させることしか考えられなかった。
今すぐにでも隔離せんと、今夜絶対に殺る。もう、なんかそういう感じの意気込みをベタが発していた。

オヨヨ…。最も飼育歴が長い、1年8カ月の楊貴妃メダカ(左)は尾ビレが欠けてしまっている。きっと噛られたのだろう。ブラックダイヤ(左)も同様に、尾ビレがボロボロになっているのと、なんか腹部に外傷を負っている。
怖かったろうに、いままで無理に混泳させようとしてごめんよ。
ベタの水槽にいるのはプレコのみ。最古参ながらその堂々たる居座りっぷりはすごかった。