
今回のナーフで一番嬉しかったのがこちら。「詠唱者の循環」だ。前環境でもマリガン勝率70%近くあったこのカード、使われると絶望しかなかったのだがようやくナーフになった。これは嬉しい。
悲しいナーフは以下の2枚。

通称、バトマス。こいつはぶっ壊れ過ぎていて、私がよく使用するパラディンのデッキでも大活躍していた。6マナで「信念」→「バトマス」で叩き出せるバーストは図りしれず、数々のクエストデッキを葬ってきたのだが、コストアップからそのコンボができるのも8マナからとなった(「信念」もコストが1上がった)。

そして、何と言っても頼れるコイツ。「コルカーの群れ追い」は、私も長いこと愛用していたハンターの常用カードだ。3マナになってそこまで変わるか?と思われるかもしれないが、大きな変化だ。ナーフどころの話ではない。
こいつは2ターン目にポン置きするのでなく、3ターン目に使うことが多い。なぜなら、コスト1の呪文とセットで使用して1/1ハイエナを召喚することで盤面を制することが得意だからだ。しかし、コイツ自身のコストが1上がってしまったことにより、呪文とセットで出せるのが4ターン目となる。
アグロハンターにとって4ターン目は「ウォーソングの獣飼育者」あたりを出して、サイを手元において置きたいところ。4ターン目にコルカーなんか出している場合じゃあないのだ。
ただ、今回よりクエストハンターという新しいアーキタイプが登場してきたので、アグロハンターよりもクエストハンターが主流になってくる可能性も十分ある。「コルカーの群れ追い」いままでありがとう。