本栖湖で初日の出を撮る旅の記録(1日目/大晦日)

ここ数年天候に恵まれず、連敗を続けている初日の出の撮影。今年はどうなるかと天気予報を確認したところ、快晴の予報だった。今年こそは。という気持ちと、あの本栖湖で初日の出をどうしても撮影したい!という思いで、本栖湖へ単身向かうことにした(実はこの日、娘とポケモンの映画を見に行ったのだが、その疲れた体でそのまま行くことになった)。

そして、大晦日だけどキレイな日の出と夜景が撮影できたのでアップする。

■カメラ:Nikon D780
■レンズ:24-70mm f/2.8E ED VR(こればっかやな)

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こちらが夜明け前の様子。

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からの、日の出!雲ひとつない大快晴に感動!

以下は今後のためのメモ。

* * *

事前情報を色々と調べたのだが、どうやら大晦日から既に撮影場所&駐車場の取り合いが始まっているとのこと。何としてでもベストポジションで撮影したい。という卑しさも正直あるが、それよりも初日の出の撮影を失敗したときのリスク回避も含めて、大晦日の日の出もカメラに収めておきたかった。

肝心の気温だが、深夜〜夜明けの最低気温は-7℃。極寒に慣れた長野県民としてはこの程度まぁ余裕である。それより恐れているのはスリップによる事故だった。ノーマルタイヤでどこまで挑めるかが鍵だったので、もし路面凍結しているようであれば30日は現地到着を諦め、31日の昼頃に到着しようと計画を立てた。

午後22時頃。河口湖インターを降りてしばらく進むと、道路がキラキラ光っていた。やはり路面凍結だ。だが、進めないほどでもない。速度を落としてそろりそろりと進んだ。

私は路面凍結を甘く見ていない。長野では子供の頃から頻繁にスリップ事故を目にしてきたし、その恐ろしさをよく理解している。あの頃は他県ナンバー車が滑ってドブに突っ込む様を笑って見ていたが、まさに自分がそうならないために、高い危機意識を持っている圧倒的な自負がある。

そうしてなんとか本栖湖の駐車場に到着したのは大晦日の午前0時を回った頃だった。10台ほど止められる駐車場にはまだまだ余裕があった。というか元旦2日前からくるヤツとか結構ヤバいと思う。

尚、本栖湖のキャンプ駐車場にも行ってみたが、既に満車とのことだった。

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(これはスマホ撮影)

尚、こちらが大晦日(31日)の午前6時半ごろの様子。大晦日なのに、結構車でいっぱいだ。

日の出の時間は6時54分頃とネットには書かれていたが、富士山から顔を出すまでに時間がかかるので、7時半頃にようやく太陽を拝むことができた。明日のためにこれで時間もバッチリだ。

撮影を終えて、中之倉峠展望台へ


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日の出の撮影をしたら流石に翌日(元旦)まで暇だったので、中之倉峠展望台に登った。最近運動不足を感じていたこともあり、いい運動になった。全然ガチ登山というほどではなく、気軽に登れてしまうのでかなりオススメだ!ここから撮影した写真が、旧五千円札と現在の千円札に描かれた富士山という、非常に由緒正しいアングルなのだ。

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タイマーで自撮り撮影。本栖湖に来る人は大体誰かと一緒に来ている。いつもひとりだと、こういう景色で感動を共有できないのが悲しい。本当は一緒に写真撮る友達とか欲しいけど、勇気が出ないし、誘うのも腰が引けてしまう。技術も自分が勝手に独学でやっているから合っているのかもわからないし、「もっとこうしたらいい!」なんて相談しながら切磋琢磨できる人がいたら、もっと楽しいんだけどなぁ。

ここに登ってきた人たちに何度も何度も写真撮影をお願いされた。私はプロとして、全力で期待に応えるのをポリシーにしているので決して断らない。

峠から降りたのは昼過ぎ頃。相変わらず10台ほどの駐車場は満車だったけど、入れ替わりもあったので大晦日でもここに止められる余裕は十分にあった。

この日は車中泊。流石に夕方〜夜間まで暇だったので、事前にスマホにDLしておいたウォーキングデッドを車内で見て過ごした。そしてたまに外の様子を見ながら撮影。こんなきままな感じが最高だった。

おまけ写真


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富士山の夕暮れ。

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夜はタイムラプスとインターバル撮影にチャレンジ。流れ星が3つ写っていた。なにこれしゅごい!
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