ブラックな労働環境から脱却を試みる

町田のIT企業、ブラックな労働環境から脱却を試みる
(スラッシュドット・ジャパン)

IT企業と言えば過酷な労働環境。デスマーチです。
この記事を読んで、大変素晴らしい取り組みだと思いました。
私もカメラマンになる以前は、IT企業戦士として戦っていました。
まさに記事にあるのと同じ『携帯電話系(モバイルアプリ開発事業部)』の開発に携わっており、ひと月に5回家に帰る事ができれば良い方という、とんでもない過酷な労働環境でした。

体力的にも精神的にも限界だった当時の私は、その過酷さから退職するという形になりましたが、それでも年齢の若さと、仕事仲間にかなり助けられていた方だと思います。
労働環境の悪さから退職者が毎月出るというのは、IT企業の一つの特性でもあると思います。残業代の未払いや、休日出勤の手当が付かない等もそうです。
IT企業に勤めていた頃は、ほぼ定例と化した送別会に毎回参加していたので、送別会貧乏になってしまったことさえありました。
社員が頻繁に入れ替わるだけで確実にクライアントからの信用を失う事もあり、特にこの業界は退職者を出さない(=社員を大切にする)という考えがとても大切だと思うんですけどね・・。

それにしても記事にありましたが、果たしてIT企業で『週4日勤務』というのは可能なのだろうか。
実際、モバイルアプリの開発でそんなに休みを取ったら仕事が追いつかないのでは・・。
しかし、例えこの週4日勤務が継続しなかったとしても、『会社が社員を思いやる』という気持ちは社員に伝わるのではないでしょうか。
当時の私だったらその気持ちだけでもモチベーションが上がり、まだ頑張る気になれたのではないかと今更ながら思いました。
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