
今月で当ブログが9周年を迎えた。
飽きっぽい自分が、よくここまで続いたなと心底驚く。何度も書いていることだけど、料理写真の専門ブログにしようと思って始めたものが、登山やらゲームやら色々趣味が混ざってしまい、気がつけばなんでもありのチラ裏日記になってしまった。
経験上、ジャンルを統一することで一定の集客は見込めるのだろうけれど、それをあえてしないことが続けるモチベーションになっている。閲覧者もほとんど身内だけだろうし、アクセス解析を見ても、たまたま検索キーワードにヒットしているような人しかいない。だからこそ、一記事一記事に無駄な神経を使わずダラダラ思ったことを書き続けられるのだと思う。
9年前を思い返すと、身の回りの環境が大きく変わったことを改めて実感する。仕事も変わったし、結婚もしたし、子供が2人もいる。止めてしまった趣味、続けている趣味、新しく始めた趣味、本当にさまざまだけど、日記を見返していると「よくこんなことに打ち込んでいたな」と思えるものが多い。
特に、仕事については職種が変わったことだけでなく、「はたらく」ことに対する考え方というか、マインドが大きく変化したように思える。少し特殊な広告業界にいるだけあって、「はたらく」についてよく考えることは多い。いまは、いろんな考えを持つ人たちと接する機会があまりにも多いので(というかそれが仕事なので)、それぞれの人生の歩み方が本当に様々なのだと日々実感する。
あと1年で10周年。25歳から始めた日記が、35歳になって何が変わるのか。あるいは、変わっていないのかが明らかになるのはちょっぴり恐怖だ。