【プラモ】ドイツ4輪装甲偵察車をつくっていく(1)

もはや、日々の密かな楽しみがプラモ作りになってしまった。会社から帰り、夜遅くでもちょっとだけ組み立てたり、色塗りしたり。そんなことをしていると、仕事で悩んでいた小さなモヤモヤが一気に飛んでいく。プラモ作りがストレス解消になっているのだと思うと、なんて健全なのだと我ながら思っている。

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さて戦車の王道とも言えるシャーマンとティーガーを作り終え、次は何にしようかと店頭でキットを眺めていると、ドイツ4輪装甲偵察車両が目に止まった。そう、北アフリカ戦線と言えば、枢軸国・イタリアのおかげ(せいで、と言ったほうが正しいのだろうか)で、必要のない戦線拡大をするはめになったドイツ軍という、度々ネタにされている前線だ。

北アフリカは少し内陸に入ると砂漠であり、補給が困難になるばかりで戦略価値もほとんどない。しかし、イタリアが強引に侵攻しちゃったもんだから、ドイツも参戦せざるを得なかった。ある説には、ロンメルの個人的な名誉欲によって続けられた戦線とも言われている。

そんな珍妙な砂漠の戦場をおそらく駆け巡っていたのが、このドイツ4輪装甲偵察車(なのだと勝手に妄想)。男子たるもの、やはり「偵察」という言葉にはどうしても惹かれてしまうものなのだ。

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まずは車体下部を丁寧に組み立てるところから。自動車の模型は初めてなので、この段階から戦車との違いにちょっと驚いてしまった。ちなみにこれは下部だから、実際に車を組み立てたときに下面に向く。つまり、ほとんど隠れて見えなくなってしまう部分なのだ。それなのに、こんなに細かく実車両を再現するなんて。タミヤの拘りは本当に凄いと思う。
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