【衝撃】コミュニケーションなんかいらない

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アマゾンの創業者、ジェフ・ベゾス氏が衝撃の発言をしており、私もなかなか共感を得たので書かせていただく。

アマゾンの目標管理は0.01%単位で毎週

プログラマー出身のベゾス氏は、会社経営においてもプログラミングと似たような手法を取っているようだ。まずはベータ版で様子見から始まり、実際に動かしながら改善点を見つけ、修正する。目標は週次0.01%単位までこだわり、全世界で会議を行うそうだ。

冒頭で書いた「衝撃の発言」とは、このベゾス氏が「コミュニケーションなんかいらない」と言い切っているところだ。エピソードを引用すると、研修の際に、数人のマネージャーが従業員はもっと相互にコミュニケーションを取るべきだと提案したところ、ベゾスが立ち上がり、「コミュニケーションは最悪だ」と力説したという。ベゾスにとって、コミュニケーションを必要とする組織は、きちんと機能していないという証拠でしかないというのだ。

ベゾス氏と私のような一般庶民を同類と言うのはたいへんおこがましいものがあると自覚しているが、私自身もそのような思想にかなり共感できる。協調性などいらず、個のアイデアが優先されるような組織こそ、イノベーティブなものが生まれると考えている。実際、いままで色んな業界で働いてきて、イノベーションが生まれるのはそういった組織だという体験もしてきた。

一極集中型の権力、あるいは独裁的な政治圧力による統制では、個のアイデアが握りつぶされることの方が多い。組織としてまとまりのないヤンチャな集団こそ、チームを刺激しあい結果的に高い成果を残すことができるのだと思った。
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