
今週の株式市場は凄まじかった。
見ていて面白かったが、それは自分が優待銘柄以外ノンホルだったからだろう。
もし、振興マザーズを信用で握っていたものなら、恐らく大損ぶっこいていた。
こええこええ。
今週の暴落の原因は、米国が中国製品へ約340億ドルへの関税を発動するという
報道からきたもの。
売りが売りを呼び、ダウ・日経が立て続けにお逝きになられた。
そして、中でもダメージを受けたのはマザーズ。
これまでマザーズをささえてきた「そーせい」がタイミング悪く
株式分割してしまったことも相まり、マザーズの足を引っ張る結果となってしまった。
マザーズは木曜時点で1000円を割る事態に。
3桁なんて久しく見ていなかっただけに、流石に市場が崩壊するのでは?
という恐怖を感じるまでになっていた。
が、木曜日の引けからダウ先物、日経先物が大暴騰。
あの大物トレーダーcisさんが買いに回ったと呟いたことも影響しているのかもしれないが、
木曜日をどん底に激リバウンドが始まった。
で、金曜日ともなると、一度もマイ転することなく大暴騰。
マザーズ(と、そーせい)も無事に激リバウンドという結果に終わって今週が引けた。
まぁここまでくると、関税はそもそも既に市場が織り込んでいたという可能性がある。
関税発動の金曜日のタイミングに暴落が起こるからこそ、
木曜日のうちに売って置かねば、というのが一般的な思考だろう。
しかし、機関やプロはそんな素人の予想を簡単に裏切ってしまうものだ。
木曜日の暴落に買いに向えていれば、というのは結果論の話。
あれほどの暴落を目の当たりにすると、買いに行く勇気がでるわけがない。
株式市場は本当に心理戦で、こんなの素人が勝てるわけねぇと思ってしまう。
まぁ思い返せばトランプ当選のときも、EU離脱も、2月のVIXショックも、
なんだかんだでリバウンドしているからね。
リーマンみたいに実際の資金が消滅するような事態が起こっているわけではないから、
世界経済がいきなり悪くなるというわけではない。
来週は中国側の報復表明が気になるところだが、
それもまたなんだかんだで理由をつけて下値を目指していくのだろう。
今週学んだことは、とにかくパニック売り・暴落は買いである。ということ。
業績の良い銘柄ほど、こんなときにしっかり拾っていきたいものだ。