もう既に頭の中がゼルダでいっぱいになってしまった。
各所での評判を見ていたので、
面白さの期待ハードルは相当高くなっていたにも関わらず、
そのハードルを余裕でぶっこ抜く面白さだ。
とにかく自由

何がすごいって、まず「本当に冒険している感じ」がすること。
とにかく、自由だ。
目の前に広がる広大な自然。この見渡すかぎりの場所に、行くことができる。
ルールに縛られず、システム的に行けない場所なんて存在しない。
しかも行った先々には必ず何らかの発見がある。
その歩みは決して無駄ではなく、経験としてプレイヤーに蓄積していくのだ。
素晴らしい景色、出会った敵との戦闘・戦利品などなど、
とにかく歩みを進めるごとに新しい発見に出会える面白さが今作にはある。
コントローラーを触っていない瞬間も楽しい

そんな馬鹿なことがあるだろうか?
ゲームはプレイしていて、ナンボというものだ。
しかし、このゼルダBoWはコントローラーを離しているときも楽しめる。
何を言っているのかさっぱりわからねぇーと思うが、本当だ。
ただ画面の中の自然を眺めているだけでも、
水の流れや行き交う人々の生活が見れる。
過剰過ぎずゆったりとしたBGMの演出も非常に優しくマッチしており、
ゲームというより、リアルな生活がこの画面の中にあるような感覚なのだ。
この感覚は、プレイしてみないときっと分からない。
冒険、戦い、謎解き、そしてスリル

ゼルダといったら冒険、戦い、謎解き、スリル。
その4つの要素は、今作でも失われていない。
それどころか、謎解き一つにしても非常に洗練されており、
マグネキャッチなどのギミックは非常にシンプルなのだが、
使い方によって様々な形を成し、奥が深く、研ぎ澄まされている。
まさに、ゼルダの面白さはそのままに、「究極のゼルダ」といった印象だ。
CEDEC2017で行われた『ゼルダの伝説BotW』の講演が凄すぎる。
と、ゲーム開発者の間で話題になったことが記憶に新しい。
「ゲームの作り方を知っているのは任天堂だけということを見せつけられた」
という声もあったほどに。
まさに、私のベスト・オブ・ゲームの中に間違いなく入る一作だろう。
これから時間をかけて、じっくりプレイしていきたい。