【登山】上高地〜涸沢小屋(1日目)

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「アルピコ交通さわんど車庫前」の駐車場に到着したのは午前1時頃。
ここで車中泊し、午前4時40分頃のバスで上高地へ向かった。

連休ということで混雑しているかと思ったが、意外とそうでもない。
というのも、上高地行きへのバス停は全部で5箇所くらいあるらしく、
この「アルピコ交通さわんど車庫前」は、丁度真ん中とのこと。

一番最初の始発が一番混雑するみたいだったが、
バスの本数がたくさんあったので難なく乗車することができた。

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バスに揺られておよそ20分。
見慣れた景色、上高地バス停に到着した。
まだ夜明け前だというのに、人がこれだけいる。
気温は10度以下で、かなり寒かった。

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先輩と一緒に記念撮影をしながら歩いて行く。
お互い、最近山に登っていなかったこともあり、
無理をしないペースでしっかり休憩を取りながら進んでいく。

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普段なら入口付近は観光客で溢れかえるところだが、
この時間帯ゆえにすれ違うのはほぼすべて登山ガチ勢。

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マイナスイオンがバッシバシ。

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樹林帯に突入する頃には日が登りはじめた。
ここから少しずつ気温が上がってくる。
(それまでは寒すぎた)

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道の脇にはまだ残雪が。

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見てください、この水の透明度。

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明神館へ到着。

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記念写真をパシャリ。

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中央にお猿がいるのだが、おわかりいただけるだろうか。
道中、たくさんのお猿を見ることができた。
かなり人馴れしているらしく、近寄っても全然逃げない。

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完全に日が昇った。
雲ひとつない晴天。最高の登山日和だ!

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徳澤園に到着。
いや別に何をしたわけでもないけれど。

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ここから横尾まで約4km。まだまだ歩くなぁ。
しかしほぼ平坦だから足の疲労はそこまでない。
それよりも、水を2Lも余計に持ってきてしまったせいで、
肩が痛くなってきた。失敗。

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水面を見ていただければわかると思うが、風もほとんど吹いていない。
ここまで完璧なコンディションがかつてあっただろうか?

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川沿いを歩いているだけで気持ちいい。

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うおっまぶしっ

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なんかポーズがダサい。

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というわけで横尾に到着。
奥穂高に行くか、あるいは槍ヶ岳へ行くか。
その分かれ道が、ここ横尾だ。今回は唐沢へGO!

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と、その前に腹が減ったので食事TIME。
昨日スーパーで購入した「ぶっこみ飯」なるものを食べる。
このぶっこみシリーズが予想以上にうまいのよ。すげーかさばるけど。

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横尾を抜けると、雪が大分多くなってきた。
先輩からの前情報だと、「10本爪アイゼンがあれば問題無い」とのことだ。
しかし私は以前の登山で10本爪が破損しており、6本しか持ってきていなかった(チーン)。

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目の前には雪景色が広がってきた。

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本谷橋をこえた辺りから、ほぼすべて雪道。
皆この辺りでアイゼンを装着し始める。

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私も便乗してアイゼンを装着。6本爪がなんとも心もとない。

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登っているときはそんなでもなかったけれど、
写真で見返してみると結構すげぇところ行っているなと思う。

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スパートの辺りはもう一面雪景色。
ただひたすら上を目指すのみ。正直振り返るのが怖かった。

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ようやく目的地へ到着!
ブランクもあるので、無理せず奥穂高、北穂高などへのアタックは今回しない予定。

ちなみに、登りきったところに見えるのは名物テント村。
これが夜すごい綺麗なのです。

そして、奥に見えるのが今晩寝泊まりする「涸沢小屋」だ。

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登ってきた道を振り返ると、続々と登山客が登ってくる。
なんかアリの行列みたいだ。

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涸沢歴10回を超える先輩がオススメするのは、「涸沢ヒュッテのおでん」。
おでんを食べに、まずは涸沢ヒュッテへ向かった。

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雲ひとつない青空に、白銀の雪山。そして熱々のおでんと、赤ワイン。
すべてが最高のシチュエーションに、酔いしれる(本当に酔っ払ってしまった)。

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おでんを食べて、腹も満腹。体はヘトヘト。
夜も睡眠時間が短かったので、そりゃあ当然眠くなる。
奥に見える「涸沢小屋」にチェックインし、1時間ほど仮眠を取る。

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近くから見上げた涸沢小屋

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寄って撮った涸沢小屋

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先輩はまだ寝ていたので、一人抜け出しお菓子とコーラでもう一杯。
いや〜素晴らしいね。

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涸沢小屋から見下ろすテント村は、それはもうカラフルだった。
夜も一応写真撮ったのだが、ミラーレスではうまく撮れなくてアカンかった。

以下は、泊まる小屋のメモ。

涸沢には「涸沢ヒュッテ」と「涸沢小屋」の2つがあるけれど、
人気があるのは「涸沢ヒュッテ」。
登山ルートからのアクセスがいいからとか色々理由があるらしいが、
とにかく涸沢ヒュッテの方が人気があるらしい(おでんもあるし)。

でも、今回はあえて先輩の判断で「涸沢小屋」を選択。
少し登らなければたどり着けないからか、唐沢小屋はあまり人が多くない。
しかし、だからこそ快適な夜を過ごすことができるのだ。

実際、涸沢小屋は最高の小屋だった。
やっぱり先輩はベテランなだけあって頼れるなぁ。

2日目へ続く。
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