
大ヒットアプリ「白猫プロジェクト」を開発するコロプラが、
なんと任天堂から訴えられた。
→コロプラ、任天堂からの特許権侵害に関する訴訟提起されたと発表…
対象アプリは『白猫プロジェクト』(Social Game Info)
私もリリース当初から3ヶ月ほど同ゲームをプレイしていた白猫プロジェクト。
タッチパネルの操作に関する技術特許を5件侵害しているってことで、
訴えられてしまったようだ。
任天堂はこれまで話し合いを続けてきたということだが、
交渉での解決は困難と判断し、ついに訴訟へ至った。
タッチパネルの特許とのことなので、恐らく「プニコン」のことなのだと思う。
初めてプレイしたとき、プニコン操作はスマホと非常に相性が良く、
これは流行るなと感じていたのだが。
私もゲーム業界で働いていたはしくれとして聞いたことがあるのだが、
任天堂は業界内でも訴訟に強いらしく、
「任天堂法務部は最強」という噂も囁かれているほど。
ポット出(と言っては失礼だが)のスマホゲーム会社では、おそらく瞬殺されてしまう。
結果、44億円の損害賠償に加え、白猫プロジェクトの差止を請求された。
これを受け、コロプラの株価は大暴落。

一時はストップ安へ突っ込み、955円の安値を付けた。
しかし、コロプラは白猫プロジェクトのサービス停止を否定。
株価は浮上し、なんとかS安に張り付くことだけは避けられたようだ。
スマホゲームは共通して「パネル上での操作」という制限がある以上、
当然操作性も限られている。
その中での特許侵害となると、各社が今後開発するゲームにおいても、
細心の注意を払いながら開発しなければならないだろう。