ドラマ「小さな巨人」が面白すぎた
2017/06/18

本日、ドラマ「小さな巨人」の最終回を見た。
今期は刑事ドラマが豊作でとても嬉しく思っている。
中でも面白いと思っているのは長谷川博己主演の「小さな巨人」だ。
私はもともと刑事モノが好きで、映画もドラマもよく見る方なのだが、
「小さな巨人」は今までの刑事モノのドラマと大きく違っているところがある。
ネタバレにならない程度に書くと、
向き合う相手が「事件だけではない」という点だ。
火曜サスペンスにせよ、「遺留捜査」にせよ、「相棒」にせよ、
今期の刑事モノ「CRISIS」にせよ、
当たり前だが「警察VS事件(犯人)」が題材である。
しかし、「小さな巨人」では、警察という巨大な組織を相手にしながら話が進んでいく。
組織のトップである香川照之と、一警察官の長谷川博己が熱演する口論は、
見ていて手に汗を握る。
(どうしても「半沢直樹」風になってしまうのだが、
まぁそんな感じの刑事モノバージョンとして見れば良いと思う)
普通の刑事モノに飽きている方には、ぜひオススメしたい一作だ。
また、同時期に放送していた「CRISIS」もオススメの一作。
「小さな巨人」と刑事モノかぶりするため、
録画を撮り貯めて少しずつ見ているのだが、これもこれで面白い。
1話ごとに完結するのだが、事件が「解決せずに」終わる
という斬新な手法が使われており、エンディングで考えさせられる。
ドラマの中で答えが出るのではなく、
視聴者がこの問題に対してどう感じたか。
どうするべきだったのか。何が正しいのか。
そう突きつけられているようで、スッキリしないモヤモヤ感が、
なんだかやみつきになるという不思議な作品だ。
「小さな巨人」や「CRISIS」の2作のような、
素晴らしい刑事モノが今後も出てくることを楽しみにしている。
ちなみに私が一番好きな刑事モノは、「遺留捜査」。
今年の7月より新シリーズがスタートするようなので、
皆さんにもぜひ見ていただきたい。
No title
どちらも見てました。面白かったですね。
特に小さな巨人は、「会社感」があって、
実際に自分の会社の人間にあてはめたりして楽しみました。
また、小野田一課長がどうしても常務に見えてしまいます。