
先月、プリキュアの新シリーズ「キラキラ☆プリキュアアラモード」が放送開始した。
最近のプリキュアシリーズは良くわからないのだが、
ひとり暮らしのときは普通に見ていたこともあり、新シリーズへの関心は強い。
私は一児の娘を持つ父親だが、大きなお友だちと言われても、否定はしない。
「娘さんと一緒に楽しんでいるんでしょ?」と言われても、
正直に「いえ、私が楽しんでいます」と胸を張って言える自信がある。
シリーズを重ねるごとにストーリー構成が巧妙になっていくことはもちろん、
特にエンディングのダンスシーンはCGのクオリティが高く、
業界でも特に評価されている。
キャラクターが生き生きとテレビの画面内を動き回る姿を見ていると、、
いやこの辺にしておこう。
それはさておき、プリキュアや仮面ライダー、戦隊モノの新シリーズへの
切り替えの早さにはいつも驚かされる。
新シリーズ第1話が放送されたその日からすぐに物販のCMが流れ、
旧シリーズは一気に市場からその姿を消していく。
大人になってしまった私から見ると、
ファンシーな物販CMの影には大人の事情と金の臭いしか感じられない。
おもちゃ売り場でも同様で、新シリーズへ切り替わった瞬間に、
旧シリーズのおもちゃが売り場から姿を消す。
特に好きだった「仮面ライダー鎧武」が終了し、「仮面ライダードライブ」に
切り替わったときはこのスピード感溢れるサイクルに大人ながらショックを受けてしまった。
そんなサイクルの早さに、世の中のママ・パパは「見させない」という
結論に至っているということを耳にした。
1年で新シリーズに切り替わるため、また新しいおもちゃを欲しがるのは子供の性。
毎年新しいおもちゃばかり買っていたらキリがないということである。
では、今の子供は何を見ているかというと、ディズニー系のアニメらしい。
確かにミッキーマウスやプーさんならシリーズも糞もないし、
新しいものが欲しいと言われても「もう持ってるでしょ」と言い聞かせることができる。
このままプリキュアを見せ続けていいのかと迷っている矢先、
妻がプリキュア新シリーズ「キラキラ☆プリキュアアラモード」にハマってしまった。