IT業界から離れたい人が急増しているらしい
2017/02/16
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近年、IT業界から足を洗いたい人が急増しているらしい。
→【悲報】ITエンジニアの多くが高ストレス。「IT業界から離れたい」の声(IT速報)
上記調査によると、「全くやりがいを感じない」と答えた人の72%が高ストレスとのこと。
実は私も、なぜSEからカメラマンに転職したのかというと、
かなりの高ストレスが大きな理由だった。
「果たしてこの技術は誰かの役に立っているのか?無くてもいいんじゃないか?」
「5年後、このサービスは続いているのだろうか?」
「端末ごとの対応が面倒臭すぎる」
など、まぁ大体こんなところが大きな要因だった。
転職先にカメラマンを選んだ理由は、実はもう疲れ果てていて
なんとなく故郷に帰ろうと考えていたこともあり、
田舎でできる仕事っていったら何かなぁと考えていたからだ。
そんなとき、どこにでもある写真館や結婚式場などのブライダルカメラマンを思いつき、
なんとなく写真も好きだったから、SEをやりながら夜間の写真学校に通った。
そして偶然にも入れた会社が、飲食系の販促物を専門とする広告(代理)店。
その撮影部にて私は6年弱、技術に磨きをかけていった。
今思えば、あの時転職して本当に良かったと思っている。
IT業界をディスるわけではなく、パソコンだけに向かっていた人生から
一気に視界が広がった気がしたし、尊敬できる上司や先輩、そして妻にも出会えたからだ。
圧倒的にコミュニケーション能力が低かった私が、
一般人並に会話ができるようになったのも、転職したお陰だった。
SEのときは、1日中誰とも会話しない日なんてざらにあった。
そして今は仕事柄、IT業界を盛り上げることに従事している。
これからさらに業界を発展させるにはどうすれば良いのか?
そんな課題感を日々感じているので、
このような「業界離れ」の話題にはとても敏感になってしまう。
自身の体験を活かし、なんとか業界を盛り上げられないか。
業界の下請構造を買えることができないか。
なんてことを考えて帰路につく。