
まもなく2歳を迎える娘に物心が芽生えてきたらしく、
好き嫌いが少しずつ現れるようになってきた。
現在、娘が最も好きなのはアンパンマン。
テレビを付けると画面を指差し、「マンマンマン!」と言って
録画したアンパンマンのアニメを見せろと訴えかけてくる。
また、私のスマホで一度、youtubeを通してアンパンマンショーを
見せてしまったがために、スマホを指差して「マンマンマン!」と、
力強く訴えかけてくる。
見せてもらえるまでずっと言い続けており、
見せないと泣きわめくので、仕方がなく見せるのだが、
ここまでアンパンマンを好きになるとは親ながら驚きだ。
アンパンマンは確かに私も小さい頃に見ていた記憶があるが、
ここまでハマった覚えはなく、加えて今まで存在すら忘れかけていたほど。
昔のアニメという印象が強かったため、
アンパンマンなんてオワコンだろ?と思っていた。
しかし、街中を歩いていると娘が「マンマンマン!」と言って、
アンパンマンのグッズやイラストをよく見つけてくる。
よくそんなに見つけるなぁと思っていたが、
実は我々大人が思った以上に、アンパンマンは街中に存在していることに気が付いた。
ついにアンパンマンの人気に興味を持った私は、Wikiで調べてみることにした。
すると、2009年には最もキャラクター数の多いアニメとして
ギネスの世界記録に認定されていたらしく、その数およそ1768点ということが分かった。
売上は1兆円以上となっており、これを超えるのは
世界市場を含んだポケモンとハローキティくらいなものとのこと。
なんと、私の知らないところでアンパンマンはオワコンどころか始まりすぎていたのだ。
娘のおかげで、私も一歩世の中のトレンドに触れることができ、
またひとつ世界が広がったような気がした。