
少し遅くなったが、「この世界の片隅に」を見てきた。
■映画予告
「戦争と広島」をテーマに描いた作品といえば、
真っ先に浮かんでくるのが「はだしのゲン」。
小学生時代、図書館に置いてあった「はだしのゲン」を読んで
具合が悪くなった記憶がある。
それほど戦争モノには抵抗があったのだが、
「この世界の片隅に」は絵柄がファンシーであることと、
マイルドな人間関係が涙を誘いそうだったため、見てみることにした。
主人公の幼少時代から結婚、そして広島への原爆投下までと、
なかなか壮絶な半生が描かれていた本作。
前半はかなりほんわかした雰囲気で物語が進むが、
後半は一点、かなり壮絶で手に汗握る展開だった。
作品の中で何点か感動ポイントがあったが、
私が特にグッときたのはエンディングロール。
ネタバレになってしまうので具体的には避けたいが、
昔の人達はこうやって助け合って生きてきたんだな〜と思うと、
なんだか感慨深くなってしまった。
おすすめです。