【DIY】階段のベビーゲートを製作

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写真は我が家のリビングフロアにある階段。
リビングから3階へ続く階段で、このような設計を「リビングイン階段」と言いうらしい。
家族のコミュニケーションを取りやすくするというメリットが挙げられ最近増えているらしいが、
メリットばかりでなく、寒さ対策や、小さい子供が勝手に階段に登ったりする場合など、
結構デメリットもある。

我が家はと言うと、寒さ対策の点ではカーテンレースを設置することで安心できたが、
まもなく2歳を迎える娘は、隙を見せればガンガン階段を登っていってしまう。
実際、3・4段ほど落下してしまったこともあり、
今後さらに階段を登り降りすることを考えると、柵(ベビーゲート)の設置は必須だった。

(1)図面を書いてみる

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ちょっと適当に見えるが、こんなもので十分である。
左側を金具で固定して開閉式のゲートをつくることにした。

(2)材料を揃える

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購入してきたのは木材(ポプラ材)を5本。
ゲートの上下用に短いものを2本に、ゲートの役割を果たす3本(切断して6本にするため長い)。
そして下写真は左からゲートのロック、太さ3.8mmのネジ、
壁とゲートを繋ぐ金具、ゲートの下に履かせるローラー。

出費合計は3500円くらいに収めることができた。
しっかりした既製品ベビーゲートのおよそ1/7の金額である。

(3)断裁作業

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図面通りの長さに木材を切断していく。
ジグソーを持っていないので切断には丸ノコを使用。
このような棒状の場合は丸ノコよりジグソーの方が安定しそうだ。

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切断完了。

(4)ヤスリがけ

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切断が終わったあとは、私が最も好きな工程のヤスリがけ。
切断時に残ったバリを電動サンダーで滑らかにしていく。

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バリを取ったあとは、木材の角を滑らかにするため、全体的にヤスリをかけていく。
この作業を×8本分。時間にして1時間くらいかかった。
最も時間がかかる工程だが、木材のささくれが無くなっていく様子がとても気持ちいいので
まったく苦にはならない。

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電子サンダーはヤスリの目が荒いので、120番の紙やすりでさらに目を細くしていく。
子供が安心して格子を握れるように、ツルツル加工。これまた時間がかかる工程だ。

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こちらが角の処理を終えた木材。

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で、こちらが処理をしていない木材。木材を握ったとき角が痛い。

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お分かりいただけるだろうか。
手前が処理前で、奥が処理後(しつこい)。

(5)穴あけ

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ネジを通す穴をドリルドライバーで開けていく。
当然だが穴をあける箇所をミスるとこれまでのすべてが終了するので慎重に。

ドリルの穴が空いた後にもバリが出るので、しっかりヤスリで処理をする。
(ここで手を抜くとガタガタになる)。

(6)ネジで固定

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さっきヤスリがけが好きって言ったけれど、
本当はインパクトドライバーでガガガガってやるのが一番好きだった。

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とりあえず柵だけ完成。我ながらなかなかのデキである。
左から2番目の柱がちょっとズレてしまっているのはご愛嬌。
これが手作りってものなのだ。

(7)仕上げ

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ローラーをゲートの下に設置。
なぜローラーを付けたかというと、壁とゲートの2点だけで支えた場合、
娘がゲートの下辺に足をかけて登ったときに耐えられない可能性があるからだ。

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金具も取り付ける。しっかり固定できるよう、4本ネジの金具を2個。

(8)設置

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製作開始から4時間弱。ついに階段の壁へ装着。
足りないネジがあったりして何度か買い出しに行ったせいで時間がかかってしまった。

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ゲートを子供に開けられないように、ロックも設置。
上のボタンを押すとカシャン!という音とともにワンタッチで解錠するタイプだ。
妻からはもれなく「もっと複雑なものにして」「色がダサい」とクレームをいただいた。
でもそんなの関係ねぇ!

(9)完成!

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ビフォー。

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アフター。
早速子供がこのゲートの開け方が分からず泣きだした。よっしゃ完璧!
我ながら上出来である。いや〜DIYは楽しい。
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