
今日は会社帰りに、仕事仲間たちと映画館に行った。
見た映画は、「ファインディング・ドリー」。
前作(?)のファインディング・ニモを見ていなかったので、
最初は楽しめるか不安ではあったが、結論から言うと予想以上に楽しめた。
ネタバレしない程度に物語を簡単にご紹介。
物忘れが激しい魚の「ドリー」は、
ひょんなことから両親とはぐれてしまう。
大海原を彷徨っているところ、マーリン、ニモ親子と遭遇。
この3匹でドリーの両親を探しに行くというものだ。
旅の先々で出会うのは、人の言葉を操るハイスペックな海洋生物の仲間たち。
それぞれの特殊技能を駆使しながらドリーたちをサポートするが、
中でも私が注目したいのはタコの「ハンク」だ。
ファインディング・ドリーは、このタコの存在がかなり重要になってくる。
というのも、ほぼすべての登場魚が水中でなければ生きられないのだが、
ハンクはタコだけに陸上での移動が可能だ。
しかもこのタコ、陸上で移動するだけではない。
なんと自動車、それも大型を運転するスキルを持ち合わせている。
驚くべき身体能力と、初乗りで大型自動車を乗りこなす高度な知能により、
この物語は成り立っていると言っても過言ではない。
ちなみに、当初予定していたのは、ロード・オブ・ザ・リング的な、
ドリーの目的のために仲間がバッタバッタと倒れていくものだと思っていたのだが、
誰一人傷つくことはなかった。
「アイアムアヒーロー」や、「日本で一番悪いやつら」など、
直近はバイオレンスな映画を立て続けに見てきたことと、
金曜日の荒んだ心に、大きなハートフルを与えてくれた一作だった。