
25日(昨日)から、千葉にある妻の祖母の家へ1泊2日で行ってきました。
親戚たちに我が娘の顔を見せに行く旅です。
妻と、妻の母、そして娘の4人で行ったのですが、
なかなかこれが私の生まれ育った故郷、諏訪と似ているほどの田舎具合。
田舎レベルでは諏訪に勝てる場所はなかなか存在しないと思っていたのですが、
そうでもないようですね。ちょっぴりくやしく、世の中の広さを思い知らされました。
すべてどうてもよくなる病
私は実家に限らず、見知らぬ土地でも「田舎」に行くと、
すべてがどうでも良くなってしまう病気です。
やれ「最先端」やら、「クラウド技術」やら、
「ソーシャルメディア」やら、「プラットフォーム」やら、
仕事でそんなのに触れている機会が多いため、
あたかも自分が世界の中心に立っているような気にさせられてしまいます。
しかし、こういった土地に来ると、
本当に頑張っているのはパソコンでカチャカチャやっている私等なんかじゃなくて、
畑で汗水流して一生懸命働いている人達なんだよな、としみじみ思います。
そして、心からそういう人たちのことを羨ましくなるのです。
妻の祖母の家で、何人かお義母さんの親戚の方々とご挨拶をしました。
その方々の挨拶は、しっかり手と膝を床に床につけ、
昔の映画で見たようなお辞儀をするような、とても礼儀正しい挨拶でした。
私も真似をしなければ、と思いたち、見よう見まねでやったてはみたものの、
やはり他の方々の「深み」のある挨拶には到底似ても似つきません。
なんだか急に自分が恥ずかしくなってしまい、落ち込みました。
都会がに住んでいるからと言って、偉いわけではありません。
仕事を持っているからと言って、自分が上なわけではありません。
自分の小ささと、おこがましさを、改めて痛感させられた2日間でした。