アカウントの乗っ取りは他人ごとではない

昨日、珍しい友人からLINEで、「何してますか?忙しいですか?手伝ってもらってもいいですか?」と、話しかけられました。

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去年、私の結婚式に参加してもらった友人で、いつもグループで釣りに行くような仲間なのですが、こういったお願いごとをしてくることが珍しかったので、どうしたのか聞いてみたところ、WebMoneyのプリペイドカードを買うのを手伝ってほしいとか。

こんなお願いごとをわざわざ私にするような人ではないので、不審に思いググってみると、こんなサイトがヒットしました。
LINE乗っ取り犯との「会話」

会話の入り方から返事の仕方まで、全く同じ。うわぁ~友人のLINEアカウントが乗っ取られている!
上記サイトでは4万円を要求されていたので、私はいくら要求されるのかなと興味本位で「いくらですか?」と聞いてみたところ、なぜか半額の2万円でした。金持ってなさそうだと思われて手加減されたのでしょうか。クソッバカにしやがって。

と、まぁそれは置いといて、アカウントを乗っ取られた原因はパスワードの使い回しだそうです。別のWebサービスで使用しているIDとパスワードがどこからか流出し、それを入手した犯人グループがLINEのアカウントにログインしまくっているようです。

対策というか、本来パスワードはそれぞれサービス毎に分けて使い分けるべきですが、いちいち覚えるのも大変ですよね。インターネットが生活に浸透しきっている現代人が、1年間に発行するアカウントは約20個におよぶと言われています。そりゃあ共通のパスワードにしたくもなります。
すべて覚えることはまず不可能なので、パスワードはしっかりメモして保管するか、パスワードの管理アプリを使用するなどして徹底した保護が必要ですね。

かくいう私もLINEのアカウントが某Webサービスと同じIDだったため、即変更しました。皆さんも周りの方々に、IDとパスワードの使い回しは厳禁だと、ぜひお伝えいただきたいです。

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