【イタリア旅行6日目(part1)】ベネツィア→ベローナ→ミラノ
2014/05/12
旅行も終盤に差し掛かってきました。
この日訪れた街は水の都で名高いベネツィア。
海面すれすれに浮かぶ島々がとても美しく、観光スポットとして有名です。昨夜降った雨が心配でしたが、無事に晴れて良かったです。

ベネツィア本島までは電車は使わず、モーターボートで向かいました。

ベネツィアと言えば、ゴンドラ。
オールを起用に操り、建物と建物の間をすり抜けるテクニックが素晴らしいです。

青い空、そしてエメラルドブルーの海上に建つ美しい街並みが魅力的。
サンマルコ広場の鐘楼から眺める景色は絶景です。
ゆっくりとしたいのは山々ですが、この日のスケジュールは盛りだくさん。ベネツィアには午前中しか滞在できません。
午後は途中ベローナに立ち寄り、最後にミラノまで行かなければなりません。

この日のスケジュールは盛りだくさん。そのため早朝から行動しなければなりません。
急いで朝食を済ませます。

バスで海を渡り、モーターボート乗り場へ急ぎます。

ボート乗り場に到着。

イケメンの船長が待ち構えていました。イタリア人の海の男は皆イケメンすぎる。

ボートに揺られること約20分。
ベネツィア本島が見えてきました。

到着!港に着いた時点からいきなり雰囲気が変わり、ベネツィア感満載です。

まだ朝早かったため、人通りも少ないです。
昼頃になるととんでもない数の観光客で埋め尽くされます。

ベネツィアは、建物と建物の間に海があります。
昔からこの海をゴンドラ乗りたちが行き来し、交通手段として利用しています。

海に面しているというのに、痛むことなく昔からほとんど姿形をそのままに残しているというのは本当に凄いですね。
ちなみにベネツィアでは、新しい建物はもう建てられないらしいです(建ててはいけない)。

さて、上陸して早速ですがスケジュールはキツキツです。
港から徒歩10分ほどのところにある、サンマルコ寺院に急ぎます。

こちらがサンマルコ寺院の入り口。

入るとそこにはとてつもなく広い中庭が広がっていました。

金で出来た天井を見上げながら階段を進みます。
残念ながら、サンマルコ寺院の中の写真撮影はNG。写真を撮って良いのはここまでです。
1500年代から変わっていない寺院の中身はとても美しく、お見せできないのがとても残念です。地盤沈下により所々沈んではいましたが、それも深い歴史を物語っていました。
また、当然ですが海の満潮時には寺院の中にまで水が入ってくるようです。ダメージが年々蓄積されるような、そんな要素に耐えながらも何百年も立ち続けているというのは感慨深いものがありますね。

こちらがサンマルコ寺院の正面です。上部は修復中で白い布がかかっていました。

次はベネチアングラスの工房に行ってみます。
この旅行を通して何か形に残る思い出として、少し高価なお土産を。と考えていたところ、高級品として名高いベネチアングラスを候補にしていました。

ベネチアングラスの工房へ行く途中に見た光景。
街中では常にゴンドラ乗りが観光客を乗せて優雅に移動しているのを見ることができます。

工房では実際にひとつの水差しが完成するまでの工程を見せていただきました。
ベネツィアでつくられるグラスの純正品は吹きガラスが有名です。

ジャーン!得意げな顔をする店員さん。しかし本当に上手です。
この形をつくるのにかかった時間は僅か3分ほどという尋常じゃないスピード。そして驚くべき正確さとテクニック!

店舗ブースにいくと、そこには綺麗に並べられたグラスたちが。
その綺麗さに、うわーなんだこれすげーとか思わず声が出てしまいます。

店舗スタッフの方も、上手な日本語で商品の説明をしてくれました。日本の実演販売のようにな感じです。
高価なグラスをガンガンテーブルに叩きつけ、ほら割れない!とかアピられてヒヤヒヤしました。

そして購入。夫婦(めおと)ベネチアングラスなんてちょっとシャレてみました。少し値は張りましたが、たまにはこういう記念品を買うのも良いですね。
もちろん、使いますよ。

しっかりお土産を買ったら、次はいよいよゴンドラに乗りに船着場へ向かいます。

船着場到着。

早く乗れと手招きされ、そそくさと乗り込みます。

船着場に何隻ものゴンドラが待機しています。

相乗以上に揺れて少し怖かったです。普通だったら高い波がきたら一発で転覆してしまいそうな気がしますが、このゴンドラ乗りはとても上手くて、安心感がありました。

ベネツィアの街並みをバックにパシャリ。イカしてる!

街の中心部をゴンドラ遊覧中。なんか凄い良かったです。

かっこいいカットが撮影できたので貼ります。
ゴンドラ乗りは、ベネツィアでは誇り高き職業とされているようです。狭い水路も、オールと足を使って華麗にすり抜けていきます。

唯一気になったのは、ゴンドラ乗りが、ゴンドラを操縦しながらスマホをいじりまくっていること(笑)他のゴンドラ乗りも皆スマホをいじりながらゴンドラをしっかり乗りこなしているから驚きです。
日本だったらクレームものでしょうが、私はこれくらい良いと思っています。要は事故らなければ良いんですよ。日本人は細かいことを気にし過ぎだぜ!

見上げると、高い建物の隙間から青い空が顔を出していました。ベネツィアの街全体に包まれたような、そんな気分になります。

橋の下もガンガンくぐり抜けていきます。

楽しかったゴンドラ遊覧もあっという間に終わってしまいました。この日は気温が高かったのですが、ゆらゆら揺れるゴンドラと、建物と建物の隙間風が気持よくて、もっと長く乗っていたかったです。

ゴンドラ乗りに別れを告げ、次はどうしようかと、とりあえずサンマルコ広場へ戻ります。

最初の方で載せ忘れていましたが、こちらがサンマルコ広場。
ベネツィアの中心部にあるこの広場は回廊のある建物に囲まれ、ドゥカーレ宮殿やサンマルコ寺院などがあります。
写真左側の茶色い塔は、日本では単に「鐘楼」もしくは「ベネツィアの鐘楼」鐘楼と呼ばれる塔。
鐘楼の下には人が集まり、列ができていました。どうやら登れるようなので私達も列に並びます。

近くで見るとかなり高く見えます。その高さ、98.6m!

待ち時間は約20分。ピサの斜塔のように階段ではなく、こちらはエレベーターで一瞬にして最上階に行けます。

鐘楼の門番。ニャーン!

こちらが鐘楼頂上から見渡すベネツィアの街並みです。風が気持ちいい!

こちらが反対側。まさに海と一体となった、水の都です。

鐘楼を降りたら昼食をとりにレストランへ。




今日の昼食はリゾットです。イタリアにきて初めて米を食べました。白身魚は鱈かな?酸味が効いていて美味しかったです。

ベローナへ移動する前に、最後の街中散策。
街で特に多く見かけたのは仮面屋さんです。ここベネツィアでは、年に1回、「ベネツィア・カーニバル」という参加者全員が仮面を付ける祭りが行われるようで、そのための需要が高いそうです。

妻がぼーっとどこかを見て黄昏れていました。

建物と建物の間の混み混みした感じも、日本のように嫌な気分になる混み方ではないので不思議です。

個人的にはもっとベネツィアに滞在していたかったのですが、スケジュールの関係上午後は移動しなければなりません。名残惜しいですが、もしまたイタリアに来る機会があったらベネツィアをもっとじっくりと散策したいですね。

ボートで再びメストレへ。そのままベローナへ向かいます。
続く。
この日訪れた街は水の都で名高いベネツィア。
海面すれすれに浮かぶ島々がとても美しく、観光スポットとして有名です。昨夜降った雨が心配でしたが、無事に晴れて良かったです。

ベネツィア本島までは電車は使わず、モーターボートで向かいました。

ベネツィアと言えば、ゴンドラ。
オールを起用に操り、建物と建物の間をすり抜けるテクニックが素晴らしいです。

青い空、そしてエメラルドブルーの海上に建つ美しい街並みが魅力的。
サンマルコ広場の鐘楼から眺める景色は絶景です。
ゆっくりとしたいのは山々ですが、この日のスケジュールは盛りだくさん。ベネツィアには午前中しか滞在できません。
午後は途中ベローナに立ち寄り、最後にミラノまで行かなければなりません。

この日のスケジュールは盛りだくさん。そのため早朝から行動しなければなりません。
急いで朝食を済ませます。

バスで海を渡り、モーターボート乗り場へ急ぎます。

ボート乗り場に到着。

イケメンの船長が待ち構えていました。イタリア人の海の男は皆イケメンすぎる。

ボートに揺られること約20分。
ベネツィア本島が見えてきました。

到着!港に着いた時点からいきなり雰囲気が変わり、ベネツィア感満載です。

まだ朝早かったため、人通りも少ないです。
昼頃になるととんでもない数の観光客で埋め尽くされます。

ベネツィアは、建物と建物の間に海があります。
昔からこの海をゴンドラ乗りたちが行き来し、交通手段として利用しています。

海に面しているというのに、痛むことなく昔からほとんど姿形をそのままに残しているというのは本当に凄いですね。
ちなみにベネツィアでは、新しい建物はもう建てられないらしいです(建ててはいけない)。

さて、上陸して早速ですがスケジュールはキツキツです。
港から徒歩10分ほどのところにある、サンマルコ寺院に急ぎます。

こちらがサンマルコ寺院の入り口。

入るとそこにはとてつもなく広い中庭が広がっていました。

金で出来た天井を見上げながら階段を進みます。
残念ながら、サンマルコ寺院の中の写真撮影はNG。写真を撮って良いのはここまでです。
1500年代から変わっていない寺院の中身はとても美しく、お見せできないのがとても残念です。地盤沈下により所々沈んではいましたが、それも深い歴史を物語っていました。
また、当然ですが海の満潮時には寺院の中にまで水が入ってくるようです。ダメージが年々蓄積されるような、そんな要素に耐えながらも何百年も立ち続けているというのは感慨深いものがありますね。

こちらがサンマルコ寺院の正面です。上部は修復中で白い布がかかっていました。

次はベネチアングラスの工房に行ってみます。
この旅行を通して何か形に残る思い出として、少し高価なお土産を。と考えていたところ、高級品として名高いベネチアングラスを候補にしていました。

ベネチアングラスの工房へ行く途中に見た光景。
街中では常にゴンドラ乗りが観光客を乗せて優雅に移動しているのを見ることができます。

工房では実際にひとつの水差しが完成するまでの工程を見せていただきました。
ベネツィアでつくられるグラスの純正品は吹きガラスが有名です。

ジャーン!得意げな顔をする店員さん。しかし本当に上手です。
この形をつくるのにかかった時間は僅か3分ほどという尋常じゃないスピード。そして驚くべき正確さとテクニック!

店舗ブースにいくと、そこには綺麗に並べられたグラスたちが。
その綺麗さに、うわーなんだこれすげーとか思わず声が出てしまいます。

店舗スタッフの方も、上手な日本語で商品の説明をしてくれました。日本の実演販売のようにな感じです。
高価なグラスをガンガンテーブルに叩きつけ、ほら割れない!とかアピられてヒヤヒヤしました。

そして購入。夫婦(めおと)ベネチアングラスなんてちょっとシャレてみました。少し値は張りましたが、たまにはこういう記念品を買うのも良いですね。
もちろん、使いますよ。

しっかりお土産を買ったら、次はいよいよゴンドラに乗りに船着場へ向かいます。

船着場到着。

早く乗れと手招きされ、そそくさと乗り込みます。

船着場に何隻ものゴンドラが待機しています。

相乗以上に揺れて少し怖かったです。普通だったら高い波がきたら一発で転覆してしまいそうな気がしますが、このゴンドラ乗りはとても上手くて、安心感がありました。

ベネツィアの街並みをバックにパシャリ。イカしてる!

街の中心部をゴンドラ遊覧中。なんか凄い良かったです。

かっこいいカットが撮影できたので貼ります。
ゴンドラ乗りは、ベネツィアでは誇り高き職業とされているようです。狭い水路も、オールと足を使って華麗にすり抜けていきます。

唯一気になったのは、ゴンドラ乗りが、ゴンドラを操縦しながらスマホをいじりまくっていること(笑)他のゴンドラ乗りも皆スマホをいじりながらゴンドラをしっかり乗りこなしているから驚きです。
日本だったらクレームものでしょうが、私はこれくらい良いと思っています。要は事故らなければ良いんですよ。日本人は細かいことを気にし過ぎだぜ!

見上げると、高い建物の隙間から青い空が顔を出していました。ベネツィアの街全体に包まれたような、そんな気分になります。

橋の下もガンガンくぐり抜けていきます。

楽しかったゴンドラ遊覧もあっという間に終わってしまいました。この日は気温が高かったのですが、ゆらゆら揺れるゴンドラと、建物と建物の隙間風が気持よくて、もっと長く乗っていたかったです。

ゴンドラ乗りに別れを告げ、次はどうしようかと、とりあえずサンマルコ広場へ戻ります。

最初の方で載せ忘れていましたが、こちらがサンマルコ広場。
ベネツィアの中心部にあるこの広場は回廊のある建物に囲まれ、ドゥカーレ宮殿やサンマルコ寺院などがあります。
写真左側の茶色い塔は、日本では単に「鐘楼」もしくは「ベネツィアの鐘楼」鐘楼と呼ばれる塔。
鐘楼の下には人が集まり、列ができていました。どうやら登れるようなので私達も列に並びます。

近くで見るとかなり高く見えます。その高さ、98.6m!

待ち時間は約20分。ピサの斜塔のように階段ではなく、こちらはエレベーターで一瞬にして最上階に行けます。

鐘楼の門番。ニャーン!

こちらが鐘楼頂上から見渡すベネツィアの街並みです。風が気持ちいい!

こちらが反対側。まさに海と一体となった、水の都です。

鐘楼を降りたら昼食をとりにレストランへ。




今日の昼食はリゾットです。イタリアにきて初めて米を食べました。白身魚は鱈かな?酸味が効いていて美味しかったです。

ベローナへ移動する前に、最後の街中散策。
街で特に多く見かけたのは仮面屋さんです。ここベネツィアでは、年に1回、「ベネツィア・カーニバル」という参加者全員が仮面を付ける祭りが行われるようで、そのための需要が高いそうです。

妻がぼーっとどこかを見て黄昏れていました。

建物と建物の間の混み混みした感じも、日本のように嫌な気分になる混み方ではないので不思議です。

個人的にはもっとベネツィアに滞在していたかったのですが、スケジュールの関係上午後は移動しなければなりません。名残惜しいですが、もしまたイタリアに来る機会があったらベネツィアをもっとじっくりと散策したいですね。

ボートで再びメストレへ。そのままベローナへ向かいます。
続く。
No title
イタリアつったらジョジョ第5部なわけですがそういう空気も感じられたりしたんでしょーか。