マンション購入を検討

現在の賃貸マンションに住み始めてから、早くも一年半が経とうとしています。
今年で三十路を迎えるということもあり、これから先のことをそろそろ考えなくてはなりません。『これから先』についてはさまざまなものを指しますが、最近は家のことにフォーカスして考えることが多いです。

結婚・(気は早いけれど)出産・そして人生で一番大きな買い物である家。
子供のころは、これが生きていれば当たり前に訪れる普通のイベントだと思っておりました。いや、そう思っていたのは決して私だけではないはず。
しかし現実は厳しく、この子供の頃想像した『普通』を、実現することはかなり難しいのだと、大人になってからようやく理解できるものです。

男子たるものやはり自分の持ち家が欲しいもの。賃貸にいつまでも家賃を払い続けても、それは掛け捨てで一切資産になりませんからね。私は現在30歳。一般的に言われる「35年ローン」を組めば、丁度定年(仮に65歳)です。それを考えれば、家を買うタイミングはまさに今しかありません。

さて、「家を買う」=「一軒家」のイメージを私は持っていたのですが、それは田舎者の考え方だということが最近分かりました。関東の都会で元々生まれ育った同僚などに聞くと、マンションが一般的だそうですね(確かに都内で土地を買い、家を建てるなんていくら金があっても足りなさそうです)。一軒家が当たり前の環境で育ってきただけに、正直マンションに抵抗はかなりあるのですが、妻とも話し合った結果、やはりマンションに落ち着くことになりました。

前置きが長くなりましたが、そんな理由で本日、R社のマンション購入セミナーへ参加してきました。私と妻の年収でどれくらいの物件が適しているのか、返済ペースはどれくらいなのか、最適な地域はどこなのか、など、ワガママ条件を加味してくれるシミュレーションツールをポチポチと触らせてもらいました。

妻は横浜出身なので、やはりあくまでも横浜に拘っています。確かに妻の実家が近いことは良いことだと多方面からのアドバイスがあったため、これには私も反対はしません。というか、正直、長野から出てきている次点で住む場所なんてどこでもいいのです。長野(諏訪)であるか、都内近辺のどこかの二択。
強いて言うのであれば、長野実家へのアクセスが良い都内(中央線沿線)や、子供が生まれたときのことを考えると、中学3年まで医療費が無料である財政の豊かな23区内が良いのでは。と、これも候補に。

アドバイサーの方に条件を相談した結果、挙げられたのは以下の3つの地域。
■港南区
■鶴見区
■足立区

なぜか唐突に足立区が挙がりましたが、ちょっと条件と違うためNGです(決してイメージが悪いとかそんな理由ではありませんよ)。
そして港南区、鶴見区が残りました。

港南区は、前職のカメラマンの先輩が住んでいるところとまさに同じ地域。紹介された物件は確かに条件が良く、ここなら私も再び車を持つという夢も叶いそうだと感じました。
早速、マンションの見学を予約。今月末、見に行くことになりました。



マンションを買うのは良いのですが、解決しなければいけない問題は山積みです。
●長野の実家の家はどうなるのか(長男なので)
●両親の老後の面倒をどうするか
●そもそも長野には帰らないつもりなのか(これがまず決まっていない)

老後は長野の田舎でゆっくりとした生活を送りたいという気持ちはあります。持ち家はあるので家賃には困らないのですが、今このタイミングで帰郷してもさすがに選べるほど仕事がないのが苦しいところ。まだまだ悩みは尽きません。
 0

COMMENTS

【独り言】