猿島に行ってきた
2020/04/05
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何を思ったか、今日は一人で猿島に行ってきた。三笠公園近くの駐車場に車を止め、船で約10分。この日は風が強く船も激しく揺れていた。
猿島上陸。そして、なぜいま猿島なのか。それは新型コロナが流行しているからこそ、閑散を期待してのこと。夏場は人混みが激しいと聞いたことがあったので、下見も兼ねてこのタイミングを選んだ。
猿島のことを何も知らない私は探検ツアー(45分)に申し込む。ガイドさんから丁寧な説明を受け、要塞として機能していた猿島への関心が深まった。
また、案の定人は少なく、ガイドさんも「こんなに人がいないのは珍しいですよ」と言っていた。確かに写真は撮り放題で嬉しかった。
島全体の電力を支える発電所。昔は蒸気発電だったらしい。
夏場はこの食事テーブルの奪い合いらしい。この閑散とした光景からはまったく想像できない。
島の奥へ進んでいく。山を切り崩して石を積んだ道。とても神秘的だ。
木の足場は割と最近つくられたもの。昔はこの足場がなかったのだとか。
兵隊が使用していたトイレ。猿島では「イギリス積み」「フランス積み」といった2種類の煉瓦の積み方があり、こちらは「イギリス積み」。詳しくは自分で調べてね。ガイドさんの説明がとても親切・丁寧でわかりやすかった。どんどん猿島の魅力に引き込まれていく。
ここはもう映えスポットとしては定番中の定番だよね。
兵隊さんたちの当時の落書きが無数刻まれている。よく見ると「1951」と書いてある(あれ?終戦してるよね)。
苔がとてもキレイで、映える。インスタスポットとしてはたいへんいい場所なんだろうな。
大砲設置跡。ここから高い空に向けて砲撃を放っていたらしい。やっぱり大砲って男のロマンだよね。
島の頂上へ登っていく。足場がとても綺麗に整備されているから歩きやすい。
頂上に到着。横須賀の港町を広く見渡すことができた。すごく気持ちいい!
視線を右へ移すと、何やらガイドさんが興奮気味にあの赤い船の説明してくれた。あれは南極観測船「しらせ」という名で、横浜から南極へ出航している船だとか!え〜!ここから南極に行くの!?すごいな。本当にカッコいいな。「しらせ」のプラモデルとかないのかな。
通行人に撮ってもらった。なんだこのポーズは。
この日は風が強かったけれど、とにかく自然が豊かで気持ちよかった!
島唯一のお食事処で軍艦カレーと牛乳、そして唐揚げ串を注文。うまい!
想像以上に楽しめた猿島。今度はもう少し暖かくなったら来たいな。